原子レベルで固体を観察できる顕微鏡法であるSTM,AFMの概論。
典型的なSi(111)7×7構造やルチル型二酸化チタンの表面を観察した例などを掲載した他、簡単に原理も紹介されている。
これら顕微鏡は表面のさまざまな構造、ステップ・テラス・キンクなどを直接的に観察できる他、この手法がデバイス開発、触媒開発に大変有効である事が分かるだろう。
読む本としては難しい事は特にないのだが、これを読んですぐに実験もできるようになるかは微妙な所ではある。
ナノテクノロジーに興味を持って、顕微鏡法の実態を把握したい人にはいいかもしれない。
でもSPMってこんなものかで終わってしまうと思うが・・・
もう少しインパクトがあれば(例えばもっといろいろな表面の画像データを掲載するなど)