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ナノカーボンの科学―セレンディピティーから始まった大発見の物語 (ブルーバックス)
 
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ナノカーボンの科学―セレンディピティーから始まった大発見の物語 (ブルーバックス) [新書]

篠原 久典
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

日本人がノーベル賞に一番近い分野の発展史C60フラーレンの発見(ノーベル賞受賞)で幕を開けた「ナノカーボン科学」。次なる大発見カーボンナノチューブでは飯島澄男のノーベル賞受賞が確実視される。

内容(「BOOK」データベースより)

黒鉛ともダイヤモンドとも違うまったく新しい構造をもった炭素の新物質、フラーレン、カーボンナノチューブ、ナノピーポッド…。「ナノカーボン」と総称されるこれらの新物質は、異分野の研究者の交流のなかで、ある日、偶然に発見された。急進展する「ナノカーボン」研究と共に歩んできた著者が、思いがけない展開と興奮に満ちた大発見の裏側をつぶさに語る。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/8/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062575663
  • ISBN-13: 978-4062575669
  • 発売日: 2007/8/21
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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By 紫陽花 VINE™ メンバー
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フラーレン及びカーボンナノチューブの発見に関する研究者達の研究過程や人間模様を「serendipity」をキーワードに綴った物語。ナノカーボン科学の解説を主眼にした物ではないが、要点は説明されており入門書的な性格を持っていると共に、何より本書をキッカケに多くの若い方々に科学の道に進んで欲しいとの熱意が伝わって来る。また、「serendipity」をキーワードにする事によって、異分野間の研究者達の協調の重要性を訴えた書でもある。

既に"まえがき"から著者自身の熱狂振りが窺えて、客観性に疑問を持たせる滑り出しだが、本文はキチンとした冷静さと公平性を持って世紀の大発見の模様が要領良く纏められている。J.D.ワトソン「二重らせん」と似た体裁を持っているが、そこまでは生々しくなく、適度な主観を交えてこの大発見の驚きと興奮を伝えている所に本書の特徴があると思う。特に、1990/9/12のクレッチマーのC60多量合成法に関する特別講演以降、著者がこの世界にのめり込んで行った様子が良く映し出されている。第八章以降は、著者自身の研究についても多くの筆が割かれている。そして、第十章以降は、日本人研究者を主体としたカーボンナノチューブの発見・研究・応用について語られ、締め括りに相応しい。

同じ研究者としての立場から、各研究者達の得意手法、性格や運等にも触れ、ロマンを感じさせる興味深い内容となっている。特に、"偶然性(serendipityの結果)"を強調している点が素人にとっては面白く、大発見の裏側にあるドラマを垣間見せてくれる良書だと思った。
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形式:新書|Amazonが確認した購入
日本人研究者の活躍をまじえた「大発見」への先陣争いの物語に「血沸き肉踊る」興奮を覚えました。
私は70代の全くの文系の高齢者です。知識がないので理解不能の語句が多かったのですが、一字一句、丁寧に読みました。
著者の強調する「大切なのは、偶然の発見を見すごさない、研ぎ澄まされた観察力と感性」そして「粘り強さ」・・・には、私の人生を顧みて反省させられました。
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形式:新書
C60(フラーレン)分子を中心とした、発見の物語。著者が、サイエンスライターでなく
現役の研究者であり、研究をする感動が伝わってきます。

フラーレン発見の興奮、大量合成の研究のバトル、研究者としての著者の気持ち、
そしてナノチューブの発見と、単に事実だけでなく 当事者の気持ちがドラマチックに
再現されている。著者の研究者との交流を通じてのみ得られる、驚くべき偶然と事実。
事実は小説より奇なり、を文字通り再現しています。

高校生や大学生、研究をしている大学院生にも読んで元気になる本だと思います。
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