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著者は資本主義経済を「金持ちが喜ぶ経済理論で,庶民にはまったく関係がない」との視点を明確にした上で議論を展開する。そして「金持ちばかりが得する社会に満足していたらあかん」と語りかける。「なにを今さらマルクスや」と言う者に対しては,こうした発言をすること自体がマルクス経済学をきちんと勉強していない証拠であると喝破する。
その上で本書は,「なぜ人はゼニに服従するのか」「マルクスはどんな人間だったのか」「資本主義は何がダメなのか」「そもそもゼニを稼ぐとは何なのか」,そして「人間が真の主人公になる社会とは?」と,議論を展開する。別に本書をマルクス経済学入門としなくともいい。現代資本主義経済の問題点を考えるという面でも,疲れず気軽に読める本である。 (ブックレビュー社)
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私自身は経済学をキチンと勉強したことがありませんが、マルクスも現在までに様々な批判を受けてきているようです。たとえば、利潤率や生産価格を決定するために剰余価値や労働時間は全く関係ないそうです。一方、搾取の存在については厳密に証明されてしまいました。つまり、利潤は搾取以外のところから生まれることができません。ーーマルクスに興味をもたれた人には更に別の本に挑戦していただくことにして、とりあえず一度本書のページを開いてみることをお勧めします。マルクスの視点で見てみると<ゼニのカラクリ>はこんなにわかりやすくなります。
お初の世界にもうびっくり。
勉強させて頂きました。
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