待望の甘詰先生の最新刊。
新年を迎えるナナとカオル、生徒会メンバー、
そしてトリックスター舘が巻き起こす一連の騒動が描かれる。
そんな今巻の特徴はなんといってもその情報量だろう。
これでもかと紙面を席巻する登場人物達の漏れ出す感情に
ただただ圧倒されるのだが、続きが気になってしまい、
次々とページを捲ってしまう。
そしてそれを手伝う登場人物たちに垣間見る
新たな一面も魅力的だ。
ナナの告白、舘の女性的魅力、カオルの特訓の成果やそれぞれの
過去の描写が随所に盛り込まれている。
またこれまでの「室内進行」とは違い、物語が常に「外」で
展開されているのも目新しく、ドライブ感に拍車をかけている。
なにはともあれ、アニメ&実写化が決定し盛り上がりを見せる今作だが、
このような背徳的作品が多くの人を虜にしメディア展開をする程の魅力を
持ち合わせているかは、実際に自分で目を通して判断するのが一番だろう。
甘詰作品の魅力がこれでもかというほどに詰まっていますよ!