「ウィアード・ムーヴィーズ・ア・ゴーゴー!」という小冊子でこの映画を知りました。(この本のコメディ特集の巻は、60年代の映画も白黒の写真満載で、かなり詳しいです。お薦め!)女性たちが溢れているロンドンの街並みの写真から、60年代の何とも言えないセンスを嗅ぎ取り、絶対いつか観てやろう!と決心しました。オープニングの音楽がロックなサウンドで、映画の世界に引き込まれていきました。字幕を追うのが前半苦労するもののそのテンポは、次第にポップでスピーディな演出の賜物なのだと気付き、ニヤリとしてしまいます。ちょっと毒がある屈折した青春テーマが見え隠れしますが、イギリスのコメディは私は初心者で、「真っ黒な笑い」と前記の本で予習していました。なるほど、確かにアメリカのコメディとはちょっと異質な部分もありました。でも、割と重い場面でスラプスティックなシーン(ドタバタな喜劇シーン)があったりして、笑わすタイミングがかなり絶妙!田舎娘、ナンシーのうぶな感じ、トーレンの女性をクイモノにしてるふてぶてしさ、気弱なコリンのフニャフニャした姿勢。3人を制する役のドネル・ドネリー。この4人が繰り広げる、ロンドンの女性たちを巻き込んだ喜劇。登場人物は、どれもリアルで個性的。