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ナチュラル・ウーマン (河出文庫)
 
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ナチュラル・ウーマン (河出文庫) [文庫]

松浦 理英子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「私、あなたを抱きしめた時、生まれて初めて自分が女だと感じたの」―二人の女性の恋は、「男と女ごっこ」を拒絶し自分たちに合った性愛を手探りするうちに、捩れて行く。至純の愛と実験的な性を描き、発表当時から年を追うごとに評価の高まった異色の傑作が、待望の新装版で甦る。

内容(「MARC」データベースより)

「私はこの小説を書いたことを誇りに思う」。日本文学という手ばなしの母性礼讃の土壌、さらに小さ神礼讃の土壌に、著者が突き出したナチュラル・ウーマンの意味は大きい。80年代に孤立した輝きを放った畸型的傑作。再刊。* --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 227ページ
  • 出版社: 河出書房新社; 新装版 (2007/05)
  • ISBN-10: 4309408478
  • ISBN-13: 978-4309408477
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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By pinos
形式:単行本
この本を読むときっと誰でも自分の恋愛を振り返らずにいられないでしょう。利害関係が一致しただけの交際。好きになり過ぎて届かなかった恋。そして二度と繰り返せないほどのエネルギーを必要とした恋。そういった関係が女性同士であるからこそ、より激しく感情的に描写されている。男女の関係にも当てはまることだけど、でも置き換えて読むのはルール違反かもしれませんね。
甘いだけのラブストーリーなんてウソ、と思う方にオススメ。
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 こんなに痛い恋愛はないのかもしれません。好きで好きでたまらないのに、一緒にいるとお互いの身を削っていくような恋愛。身体も心もヒリヒリするような交わり。こ気味よく展開される甘くて痛い会話。

 どれも読んでいてきりきりするような痛さを伴うのに、なぜかうっとりとしてしまう。読みながら彼女たちの関係にどこか憧れをもってしまう。それはたぶん彼女たちの関係がとてもピュアだから。日々の生活で忘れてしまいそうなくらい、痛いほどの純粋さ。

 おばあちゃんになっても、私は本棚からこの本を取り出して、うっとりと彼女たちの関係の中にヒリヒリとしながら夢を見そうな気がします。

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
つくづく、女でないと書けない小説だと感じた。女の同性愛の話だからではなく、行間から立ち上ってくる生々しいまでの生理感覚が、まさに女特有のものだから。愛するということは、自分の身を削って、すり減らしていくことなのだろうか。でもそれこそが青春なのかも知れない。どんなに絶望しても裏切られても、人は愛することをやめられないのだから。
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