本書はデジカメで撮影した写真の画像編集の基本的な手順や考え方、プリント、スキャン、デジタルデータの管理保存、データ加工による作品作りについて網羅的に述べられています。
デジカメラやPC(つまりデジタル)に馴染みのない人には、優れたオリエンテーションになると思います。
本書を一通り読んでおけば、安心してデジカメと付き合っていけるでしょう。
(勿論、この本に書いてあるソフトや機材を全て揃える必要があるという意味ではありません。ただ、私見ですが、データ保存については可能な限り実践された方が良いと思います)。
ただ、Raw現像のプロのテクニックやデジタル特有の詳細な知識を求める方のための本ではないと思います。
Raw現像の入門書として購入されても、満足度は高くないでしょう。
フィルムでもデジタルでも写真はあくまで写真であるという著者の思いがあるからなのかも知れません。
”デジカメ撮影後”のオリエンテーションとして優れているという評価での星4つ、とさせて頂きます。
良い本だと思います。