序文で、1897年、ナショナル ジオグラフィック協会の理事長
となったアレキサンダー・グラハム・ベル(電話の発明者)の檄
が紹介されている。「世界の森羅万象が、この雑誌のテーマだ。
普通の人が興味をもつ事柄が見つけ出せないなら、手を引こう。・・・
写真を載せるんだ。もっとたくさんの写真を!」
強烈なメッセージであり、この協会の存在意義と基盤を決定づけた。
本書に収められた写真の中で、特に6枚の絶品に心を奪われる。
背後に、周到な準備と強烈な探究心と深い人間愛を感じさせる。
1)中 国: 火力発電所冷却塔の錆び止めを塗る、作業員たち。
2)インド: 1つの井戸に群がって水を汲む、人々
3)中 国: 谷一面に広がる、菜の花
4)ラオス: 滝つぼ上空を、ロープで舞う、少年
5)ブラジル:カーニバルの巨大ハチドリの山車と、踊り子たち
6)ザンビア:ビクトリア滝の断崖付近に佇む、青年