30年余り前、小学生の頃に読んだ科学読み物では隕石衝突は恐竜が6500万年余前に突然絶滅した仮説の一つとして唱えられていたに過ぎないと記憶していましたが、その後の地質学的調査などでこの説が確実視されるようになったのですね。
地中に埋めた大量の火薬を爆発させたり、高速度でガラス玉を衝突させたりの実験の件も興味深いものでした。
衝撃波・津波・巨大誘発地震・全世界を覆った灼熱地獄などが詳細に描写されていました。それでも地中や海深くに逃れられた生物は(地球全体から見ればあくまでも地表レベルでの災害であった)生き延びることができ、何万年を要しても復活を果たせました。その生き残りの子孫が私たちだそうです。
頻度・確率は低くても同じようなことは何度か繰り返され、これからも起こりうるというのは恐ろしいことです。本当に一寸先は闇です。でもこれは不安や恐怖ではなく、人間や地球は大きな宇宙やその営みに比べたら小さく儚いものだと悟るべきではないのか?と感じました。