ほんとかどうか知りませんがナシカは中国人民解放軍にナイトビジョンを
卸しているメーカーらしいです。なので技術最前線という感じはしません。
本体の大きさは縦横がPSPの本体とほぼ同じです。
あれが太さ6センチほどになったのを
イメージしていただければ大きさが想像できると思います。
最初に、変わってるなと思ったのは、
映像増倍管に電圧をかけっぱなしにしてない所です。
増倍管は1度電圧がかかると光を増幅した像を映し続けて徐々に
残っていた電力が放電されて真っ暗になります。
説明書では「2,3分で電源が切れて真っ暗になります」とありますが、
電源ボタンを押している間だけ他のナイトビジョンのような高周波が
聞こえるので、恐らく残存電力を利用しています。
電源ボタンを押すと1秒ほどで最大増幅状態になり
徐々に暗くなってゆきます。
見え方は他の第一世代増倍管と大差ありません。
暗くなってきたなと思ったら再度電源ボタンを1秒ほど押せば増幅するので、
それの繰り返しです。変な所で省エネ設計です。
電源ボタンともう一つは赤外線照射ボタンですが、
こちらも押し続けている間だけ拡散型の赤外線を照射します。
距離にして15メートルほど。
集光していないで距離がでていないので完全に近距離用の赤外線です。
仕様に関して変な感じの暗視スコープですが、対物レンズが40ミリあるのは
良いと思います。集光力があります。
他のメーカーのユーコンやブッシュネルではこの価格帯の暗視スコープだと
大体24ミリぐらいのレンズのスコープです。別売りレンズや大口径レンズの
暗視スコープもありますが他のメーカーで40ミリぐらいのレンズにするには
もう1万円ぐらいプラスする必要があります。
増倍管は大なり小なり映像が歪んでいますが、
この商品はレンズがでかいのに加えて倍率2倍と控えめなので視野の中の
歪んでない部分が多めに確保されています。
後は形状が握りやすいです、ハンディカムのようなベルトも付いてて
持ち続けていても疲れません。できれば右目専用だけでなく左目でも
見やすい設計だともうちょっと良かったですが。
かなりクセのある暗視スコープですが、それが気にならなければ
使っていてなかなか楽しいスコープです。
2万円切ってるタイプでは、これはなかなか良い物なのでは
ないでしょうか。