正統と異端について、歴史的背景とその後の流れについて,
グノーシス派の教典として、聖書外典・偽典として、
初期キリスト教文学・思想書として、または神学的SFとして、
様々な妄想が駆け巡ります・・・が妄想止まりなのは素人の悲しさ
ざっと通読しただけですが、歯が立たない感じでした
つらいのは聞いた事もない固有名詞のオンパレード
そもそも本来が重訳である上に欠損箇所も多い
前提として、かなりのグノーシス用語と神話の知識を要します
私のような野次馬根性でこれに手を出そうという方、
講談社学術文庫「トマス〜」でとりあえず我慢しておいて、
将来刊行されるであろう(?)岩波文庫版2巻選集を待ちましょう、
今はやめたほうがいいです!(そんなにはいないでしょうけど)
私は無謀にも「黙示録」の巻まで買ってしまいましたが・・・
文書が発見されてからまだ半世紀を過ぎたばかりなので、
まだまだこれからのところもあるのでしょうが、
註や解説もまずまずの量で、読者に親切な作りになっています
トマスによる福音書/フィリポによる福音書/マリヤによる福音書/
エジプト人の福音書/真理の福音/三部の教え を収録