ナクソスのCDやNMLは膨大な量の音源があり、どんな音源があるかわからず途方に暮れるほどだが、この本はまさに Navigator の役割に相応しい。全127ページの110ページがカラー。音源をテーマ毎に紹介しており、掲載されているCDブックレット表紙を見ているだけでも楽しい。また、ネットサービスを如何に展開しているかの事例も紹介されており、改めて音楽ビジネスが急速に変わりつつあることを実感。
特に興味深いのは、ナクソス最高経営責任者であるクラウス=ハイマン氏、そしてナクソス・ジャパン 代表取締役社長CEO 佐々木隆一氏のインタビュー記事。お二方とも、これまでの発展の経緯と今後の戦略を明確に語っている。また、音楽評論家・アーティストのコラムがちりばめられており、如何にナクソスのサービスを活用しているかを具体的に語っていたりしてなかなか興味深い。ナクソスやNMLに興味のある向きにはお薦めかと思うが、コアの音楽ファンには少々物足りないかも。