性懲りもなく映画より先にこの本を読んでしまった私ですが(哀)、これは面白い!貴重な本を収集する富豪相手に荒稼ぎする「書物狩猟家」の主人公が、ある人物に彼の蔵書である「影の王国への九つの扉」という本の真贋鑑定を依頼される。その本は悪魔自身が書いたとされる本の複製版で、いわば「悪魔の聖書」。3冊しか現存していないうちの一冊のみが本物で、それを探すのが主人公の今回の仕事であり本作の内容なんですが、複雑に絡み合う謎が、読み進める度さらに難解になり、それが嫌になるどころか読み手の好奇心をこれでもか!と刺激する、最高の仕掛けになってます。終盤から映画とは内容が変わるので、ジョニーデップ好きでなくとも、両方見ておくのがオススメです。