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ナインスゲート ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]
 
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ナインスゲート ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]

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登録情報

  • 出演: ジョニー・デップ, レナ・オリン, フランク・ランジェラ
  • 監督: ロマン・ポランスキー
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 角川書店
  • DVD発売日: 2011/06/24
  • 時間: 133 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B004WZ95QO
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 27,186位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

ジョニー・デップ主演によるオカルトホラー。珍しい古書を手に入れたコルソは本の持ち主を探し出すが、次第に悪魔の書に魅了されていく。“角川映画 洋画セレクション DVD¥1,890(税込)シリーズ 90年代・洋画傑作選”。

内容(「Oricon」データベースより)

禁断の悪魔の書をめぐって不可解な事件が次々に起こる。第9の扉が意味するものとは…?ジョニー・デップと鬼才ロマン・ポランスキー監督のコンビが放つサスペンスホラー。フランク・ランジェラ、レナ・オリンほか共演。

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本来ならBDを買うべきなのでしょうが、BD版レビューでのあまりの評判の悪さに尻込みし、かつ1枚千円(某ショップ)の安さにつられ、DVDを購入してしまいました。
ということで、旧版であるデラックス版との比較です。★の数は商品に対するものです。

映像データ:旧 4.6G → 新 5.3G ,音声(5.1ch):396M → 435M
映像に関しては間違いなくレストアされています。色調が明るくなり、旧版は暗部が潰れ、画面全体が滲んでいるような感じでしたが、精細度が向上してアップコンに耐えられる程度になっています。バルカン出版社で最初に謎の女性と会うシーンで、カメラが彼女の足元に下りて行ったとき、旧版では色違いの靴下を履いているのが分かりづらかったのですが、新版でははっきり分かります。
色調が明るくなり(おそらくこれが本来の色味でしょう)見やすくなったのは良いのですが、個人的には旧版のしっとりとした暗さの方が、映画の雰囲気には合っていたように思います。
音声については、データ量は上がっていますが、まぁ、ほとんど変わらないです。

さて、ここから悪い点を列挙します。
1.冒頭のアルチザン・エンターテイメントのカンパニー・ロゴか無くなり、ライオンス・ゲートに変わっている。確かに買収によりアルチザンという製作会社は無くなったかも知れませんが、だからといって作ってもいない映画に堂々と自社のロゴを冠するのはいかがなものか。(そんなソフトは山ほどあるのだろうけど、苦言を呈さずにはいられない。)
ついでに言いますと、カンパニー・ロゴが閉じてオープニング・ロールが始まると、旧版ではそこから紙の上をペンが走っている音が被さっているのに、新版ではロール終了後に老人が手紙を書いているシーンが現われるまでボリュームを絞った状態になっています。本を題材にした映画に相応しいオープニングの音だと思いますが、何の意図があってのことかまったく分かりません。
2.これが旧版からの最悪の改変ですが、シネマスコープサイズからビスタサイズに変更している点。画面をトリミングするということは、監督の意図した構図を無視する行為であり、これこそ正に映画への冒涜に他ならない。実際、映画の雰囲気も変わってきます。
3.僕自身は、日本語音声はあまり重要視していませんが、それでもレストアして目一杯データ容量を使ってしまったのならともかく、空き容量が山ほどあるのに、旧版の日本語音声(や監督のコメンタリー)を移植しないのは、メーカーの怠慢としか思えない。

細かいところでは、ジャケットの「ナインスゲート」の書体や、レーベルのデザイン等、全体的に作品に対する愛情が薄い点が散見されます。

結論としては、明らかに画質の向上が見られるので、この作品を好きな人ならば買って損はないですが、買うのならBDの方でしょう。
ただし、旧版を所有していなくてシネマスコープサイズの本編を知らない、か、画格サイズに関してそれほどこだわりが無い人向き、としておきます。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By voodootalk 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
原作『El club Dumas o La sombra de Richelieu』はアルトゥーロ・ペレス=レベルテで1993年リリース。映画は1999年8月25日リリース。監督はロマン・ポランスキー。

これはいつものぼくの流儀なのだが、原作を徹底的に読了後、本作を観た。原作は、ウンベルト・エーコの作品かと錯覚するくらいにキリスト教の歴史に顕学で、事実エーコがハーナウ研究に用いた校合法を利用しての謎解きが登場したりする(252ページ)。一方、映画の方は、そういった一連の顕学的装飾は簡略化されているが、古書の塊がヨーロッパの鬱屈した魅力を放っていて、その上に悪魔的な雰囲気の表現が素晴らしく、ジョニィ・デップの時にゆるい演技が冴えまくっている。荒木飛呂彦氏はこの作品を『荒木飛呂彦の選ぶホラー映画』の第5位に上げていて、デップのこの演技を氏は岸辺露伴のキャラクタに取り入れたと『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 』の中で書いている。

配役はデップ以外もほぼ皆素晴らしく、出色なのはコルソに付きまとう緑目の美女(原作では『イレーネ・アードラー』と呼ばれているが映画では名無しになっている)を演じている、現在のロマン・ポランスキーの妻でもあるエマニュエル・セニエで、その強い緑色の眼の力だけでも圧倒的だ。また、電動車椅子に乗る隻腕の老婦人コレクタを演じたバーバラ・ジェフォードも生前と死後の表情の違いが圧倒的。ミス・キャストと思う役者が一人だけいて、アンドリューの未亡人を演じたレナ・オリンがいくらなんでもちよっと老け過ぎで原作の魅力を表現できていないなぁ、と感じた。

ジョニー・デップの出ている作品は全部観ているのだが、その中でも特に印象に残る作品だ。
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rocky Jr. トップ1000レビュアー
私の特選映画の1つに、ロマン・ポランスキー監督の、この『ナインスゲート』(The Ninth Gate)を選びます。
悪魔の印ルシファーの刻印された版画に殺人事件が絡むサスペンス映画であり、黒ミサ儀式のシーンが演じられるオカルト映画でもあり、
それらのストーリが西欧文化の文脈の中で展開される。しかも、≪コレクター≫という、
人間らしい人間だけしか持っていない習性をテーマにしているので、西欧文化の重厚さを感じさせる映画でもあります。

主演は毎回あの派手で艶やかな仮装とキャラクターで楽しませてくれるジョニー・デップが、
まるで地味な表情で稀覯本の探偵を演じているのがまた、驚きの演技力であるので見応えがありました。
ロマン・ポランスキー監督はおどろおどろしい映画も、娯楽映画も撮りなれている。やはり見せて魅せる傑作映画を製作しますね!

ロマン・ポランスキー監督作品といえば、 「ローズマリーの赤ちゃん」 (1968年) 、「テス」(1978年)、
「戦場のピアニスト」 (2002年)、「オリバー・ツイスト」 (2005年) 等々と、名作が次々と浮かびます。
映画好きでなくても、あの映画が!と、監督作品のタイトルが口から必ずでます。
『ナインスゲート』もその秀作の一本ではないでしょうか。

主人公の稀覯本の発掘人であるディーン・コルソ役の俳優、ジョニー・デップといえば、
大きなつばのある帽子と茶縁のメガネと口髭の姿がイメージに浮かびます。
ご存知のティム・バートン監督のファンタジー映画『シザーハンズ』(1990年)のあの俳優、
ロボットでも妖怪でも怪物でもない独特の「人造人間」役を演じてましたね。
さらに彼の登場した映画では、海賊船の船長、ジャック・スパロウを演じて、手放しの善人でも極悪の悪人でもない独特の海賊キャラクターを確立した
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)も印象深いです。
彼はこの配役でアカデミー主演男優賞にノミネートされたました。
2009 年の「パブリック・エネミーズ」、
やはり幻想的なファンタジーの世界、ルイス・キャロルの原作「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)のマッドハッターで、
これもまた奇抜で個性的な配役を演じていました。
だから、彼が『ナインスゲート』でこんなにも地味でシリアルな≪ホラー≫でオカルトチックな≪サスペンス≫映画に出演していようは思いませんでした。
これも俳優の演技力でしょうか!

原作はアルトゥーロ・ペレス=レベルテの小説『呪いのデュマ倶楽部』の一部、稀覯本『影の王国への九つの扉』
(The Nine Gates of the Kindgom of the Shadows)のエピソードのみが換骨奪胎されて映画化されているという事です。
私も翻訳を探している最中で、まだ読んでいません。楽しみです!
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