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ナイフ 単行本 – 1997/11

73件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第14回(1998年) 坪田譲治文学賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

顔を上げろ、少年。少さな幸福に包まれた家族の喉元に突きつけられる“いじめ”という名の鋭利なナイフ。日常の中の歪みと救いをビタースィートに描き出す出色の小説集!五つの家族の小さな幸福と苦い闘い―。

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登録情報

  • 単行本: 307ページ
  • 出版社: 新潮社 (1997/11)
  • ISBN-10: 4104075027
  • ISBN-13: 978-4104075027
  • 発売日: 1997/11
  • 商品パッケージの寸法: 19.4 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (73件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 けいた@VC 投稿日 2002/1/15
形式: 単行本
この人の言葉は平易である。丁寧である。それだけにストレートに伝わってくる。
この本は「イジメ」というものをまっすぐ捉えた作品だと思う。それも、一つの視点にとどまることなく、あらゆる立場から、あらゆる状況を見つめている。偽善者でもなく、被害者でもなく。これは、「イジメ」に関わる格闘と再生を描ききった作品である。
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 アロエ 投稿日 2006/5/7
形式: 文庫
イジメのシーンについてこれだけ細かく書かれていると、自分自身がその現場で実際に見物しているような感覚になり、とても読むのが恐かった。

誰にも言えずに、毎日必死になって、壮絶なイジメと闘っている子達はたくさんいると思う。読んだ後も思い出すと、心臓がギュッっと痛むくらい印象に残った。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ローズ・レッド 殿堂入りレビュアー 投稿日 2002/1/12
形式: 単行本
5つのいじめを描いた短編集。幸せで、そのくせもろい家庭、親子、夫婦の微妙な世界がリアルに描かれている。
「エビスくん」では泣いてしまった。入院している妹のために、いじめられながらも懇願する「ぼく」の姿が痛ましくて、健気で、涙が止まらなかった。重松清の作品は、どこかあたたかくて好きだ。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 TAKA 投稿日 2000/11/30
形式: 文庫
 この本の中の短編のどの主人公は誰もが「いじめ」という事実に直面している。それは、直接いじめにあっていたり、自分の子供がいじめにあっていたり、過去にいじめられた経験があったり・・・。まさにこの本のキーワードは「いじめ」なのである。
 けれど、この本が伝えてくるのは「いじめはしてはいけない。」とか、「どうやったらいじめがなくなるか。」とかそういうことではない。もっと、広く客観的に書かれている。読むといろいろなことを感じ、わかる。いじめられている人、いじめてる人、そしてそのまわりの人々。細かな心理描写からたくさんの気持ちが読みとれ、一編終わるごとにため息がでる思いがする。  ちょうど「いじめ」の一番近くにいる人たち、中高生の人には特に呼んで欲しい一冊です。
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45 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 "大竹 弘志" 投稿日 2001/6/19
形式: 文庫
私がはじめて重松清さんに出会ったのは、NHKの「にんげんゆうゆう」でした。その番組の中で重松さんは「いじめの根本」の様な話をされていたと記憶しています。そこで、よしこの人の本を読んでみようと思い、生まれて初めて「読書」に挑戦してみました。すると、どうでしょう「本」にのめり込み、楽しくて楽しくて!特にこの「ナイフ」や「半パンデイズ」等は、子供の素直な心やその大切さを教え、おとなのエゴを考える。そんな作品だと感じました。真に子供のことを見つめて欲しい・・教育者の方々に是非読んでいただきたい作品です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 purupuru 投稿日 2012/12/2
形式: 文庫
中学生のときに読んだので、もう内容はあまりおぼえていないです。

私は、小学生のときにいじめをしていました。中学生の時も直接いじめをすることはしなくても、周りのいじめを助けることはしなかったです。

そのような自分だからか、この本の読後に、すごく後悔の気持ちになり、涙が出ました。
本の内容とは程度の差があれ、いじめをしていた自分を許せなくなりました。いじめられている被害者とその家族の気持ちがわかったのだと思います。

TVでいじめ自殺とかのニュースが流れることよりも、いじめの凄惨さがわかったような気がしました。

なぜ、推薦図書に〜というレビューがありましたが、これを読んで、すこしでもいじめられている側の気持ちを理解して欲しいからではないだろうかと私は思います。

当時の私はこれを読んでから、罪悪感から、自分のことをイやなひどい人間だと感じはじめ生きる気力をなくしてしまいました。
しかし、いじめられている側の気持ちがわからなかったのならば、もっと人をいじめて生きていただろうとも思います。

読み手に、ここまで感じさせる作者の力量は素晴らしいと思います。

ただ、上述したことがトラウマになっているので、もう二度と読むことはない
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25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 くま 投稿日 2000/11/11
形式: 文庫
私はこの本で初めて「いじめ」というものがひどく厄介で、 侮れないものだということを知りました。 「ナイフ」に描かれている「いじめ」と私の知っているそれとは明らかに次元が違 う。 ヘンな言い方をすれば「いじめ」が既に「文化」になっていいる。 現在のいじめの環境の中にもしも入っていけば、 僕のちっちゃな「自尊心」やら「正義感」などは、
簡単にへし折られる可能性が高い、と思う。 この本の凄いところは、そういう現実を私にも分かるように描ききり、 なおかつ「希望」を見せているというところでしょう。 特に冒頭の鰐と少女の物語。彼女の決して人に頼らない孤独な闘い。 それは端から見ていて、歯がゆくもあり、凛々しくもある。
「いじめ」を素材にしながら、一人の少女の成長物語にもなっている。 今の「いじめ」を知らない大人にこそ、この本を読んでもらいたい。
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