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33 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
教育者の方へ,
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レビュー対象商品: ナイフ (新潮文庫) (文庫)
私がはじめて重松清さんに出会ったのは、NHKの「にんげんゆうゆう」でした。その番組の中で重松さんは「いじめの根本」の様な話をされていたと記憶しています。そこで、よしこの人の本を読んでみようと思い、生まれて初めて「読書」に挑戦してみました。すると、どうでしょう「本」にのめり込み、楽しくて楽しくて!特にこの「ナイフ」や「半パンデイズ」等は、子供の素直な心やその大切さを教え、おとなのエゴを考える。そんな作品だと感じました。真に子供のことを見つめて欲しい・・教育者の方々に是非読んでいただきたい作品です。
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
受け止めるということ,
By けいた@VC (京都府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ナイフ (単行本)
この人の言葉は平易である。丁寧である。それだけにストレートに伝わってくる。この本は「イジメ」というものをまっすぐ捉えた作品だと思う。それも、一つの視点にとどまることなく、あらゆる立場から、あらゆる状況を見つめている。偽善者でもなく、被害者でもなく。これは、「イジメ」に関わる格闘と再生を描ききった作品である。
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「いじめ」のリアルな実態を真正面から,
By くま (岡山) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ナイフ (新潮文庫) (文庫)
私はこの本で初めて「いじめ」というものがひどく厄介で、 侮れないものだということを知りました。 「ナイフ」に描かれている「いじめ」と私の知っているそれとは明らかに次元が違 う。 ヘンな言い方をすれば「いじめ」が既に「文化」になっていいる。 現在のいじめの環境の中にもしも入っていけば、 僕のちっちゃな「自尊心」やら「正義感」などは、簡単にへし折られる可能性が高い、と思う。 この本の凄いところは、そういう現実を私にも分かるように描ききり、 なおかつ「希望」を見せているというところでしょう。 特に冒頭の鰐と少女の物語。彼女の決して人に頼らない孤独な闘い。 それは端から見ていて、歯がゆくもあり、凛々しくもある。 「いじめ」を素材にしながら、一人の少女の成長物語にもなっている。 今の「いじめ」を知らない大人にこそ、この本を読んでもらいたい。
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