サブダはここでも表現のマスターであり、精巧で変化に富んだ数々の場面を構築している。煙突から出たり引っ込んだりするサンタ、引き出し式のベッド、上げ下ろしのできるブラインド、そして、ムーアの「not-a-creature-was-stirring(ネズミすら眠るクリスマスの前の夜)」という文を受け、サンタの訪問を受けるのはネズミの家族だ。タプをひくとサンタのソリが雲から現れて、複雑にくみ上げられた村の上を飛ぶなど、インタラクティブな楽しみも用意されている。この本から好きな場面を選ぶのは難しいが、先頭のトナカイが読者の目の前に飛び出してくる仕掛けは、きっと子どもたちのお気に入りになるだろう(ビックリして椅子から落ちなければの話だが)。
一流のつくりと見事な仕掛けだけでも十分推薦に値するが、サブダは他のポップアップ絵本を軒並み蒼白にするような、考えぬかれた抑制のあるところを見せて上をいっている。アクセントとして目をひく色を使ってはいるが(サンタの赤い服や銀のパイプなど)、それはあくまでもダイナミックな本にふさわしい程度に抑えられている。だから読者の視覚焦点は、常に動きから離れないのだ。(すべての年齢)(Paul Hughes, Amazon.com) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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ページを開いた瞬間に、シャンシャンシャンシャンと鈴の音を高く鳴らして、”私のところに”サンタクロースがやってくる!! という気持ちになりました。
大人になってしまった今、こんなに素直な気持ちでサンタクロースの存在を感じることができるなんて、とても幸せだと思います。
この絵本を読んだ人は、きっと同じようにサンタの存在を感じられると思いますよ(^^)
SABUDAの絵本は細工がすばらしく、つい絵にばかり目がいってしまいますが、お話もとても暖かく韻を踏んだ綺麗な英文です。
お話と絵と両方が楽しめる満足できる1冊です。
ただその繊細さから対象は子供ではないかな…と思うことも事実。
自分が子供のときは、飛び出す&「触れる」絵本が大好きでしたが
この絵本は触ることにはあまりむきません。
(一箇所手で動かして遊べるところはあります)
それを気にせず豪快に子供に渡せるならば
一緒に見ることもありかと思います。
子供にも十分伝わる迫力を持った絵本です。
*私の購入した商品はところどころ作りが雑というか、
ボンドでページがくっついていたり家がちゃんと立ち上がらない、
閉じるときにつぶれない、などの場所がありました。
始めて読まれるときはそっと開かれることをオススメします。
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