ナイチンゲールの思想の書と思っています。看護を「新しい芸術であり新しい科学」と語っているように、ナイチンゲールの思想は看護学という枠をはるかに超えているように思う。愛、宗教、教育、自然、真の女性らしさとは何か、等、ナイチンゲールが私達に教えてくれているのは、どれも普遍の真理と言っていいのかもしれません。
看護師と呼ばれ看護に男女が問われなくなった時代、雇用の問題など事情はあるのでしょうが、看護は本来女性の担うべき職業なのかもしれません。
「進歩し続けない限りは、退歩しているのとかわりない」 何度も出てくるこの言葉がとても印象に残っています。
看護を学ぶ人達だけでなく、現代に生きる人々の指針の書にもなりうる素晴しい本だと思います。