石井克人の作品はクセがあって、
好きな人は好きですが、
嫌いな人はトコトン駄目な場合が多い。
そして今回は辛口になってしまいますが、
微妙な出来で、個人的にはダメでした。
後半は苦痛を通り越して怒りを感じました。(笑)
豪華な役者の魅力も、この演出の中では、
あって無い様なもの。
これが実験映像だという方もいますが、
実験というのは「こうなるだろう」という目的があるはず。
酸素を集める実験、気体を融解させる実験、などなど。
そういった「目的」がこれには無く、
ただの行き当たりばったりに感じるので、
実験作品とは言えない気がするのです。
編集も、
集まったものをバラバラにして、
無作為に並べただけのものという感じ。
これは「作業」であって、
「演出」ではありません。
茶の味では三角定規の歌が、
ある種の映画のリミッターになっていたのですが、
ナイスの森では、そんな感情を爆発させるような要素が見当たりません。
時間の無駄。
見る前と、
見た後で何も変化が無い。
配給や広告会社をのぞいて、
これをオススメするという方が本当に居る事が信じられない。
もっと良い映画を探して見た方がイイ。
本人も言ってますが明らかな監督の自己満足の域。
なので人を困らせたい欲求を求めていたり、
分からないものが素晴らしいと思いたいなら良いですが、
みんなを楽しませるエンターテイメントとしては失格だと思うので、
正直、不愉快にしか見れませんでした。