Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
ドールハウス (角川文庫)
 
 

ドールハウス (角川文庫) [文庫]

姫野 カオルコ
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報


この商品を買った人はこんな商品も買っています


商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

強権の父と、愛のない母のもと“石の歳月”を過ごしてきた理加子。そんな彼女の前に現れた粗暴で強引な男・江木に理加子は次第に心を開いてゆくが…。誰もが通る家=家族との決別を綴った切ない物語。

内容(「BOOK」データベースより)

たとえば、姉の食べ残しに弟が躊躇なく手を出せる―そんなふつうの生活を理加子は夢みている。軍隊にも劣らないほど強権な父親と、一度も家族を愛したことのない母親のもと、理加子は大屋敷家ただひとりの子供として“石の歳月”を過してきた。“不良になるから”という理由で、映画、読書はもちろん電話、手紙に至るまで禁止されてもなお、理加子は両親に逆らえない。そんな彼女の前に粗暴で強引な男性江木が現れ、次第に心を開いてゆくが…。子供から大人へ。集団から個へ。誰もが通過する家=家族との決別を綴った切ない物語。

登録情報

  • 文庫: 242ページ
  • 出版社: 角川書店 (1997/07)
  • ISBN-10: 4041835054
  • ISBN-13: 978-4041835050
  • 発売日: 1997/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 108,200位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この本のなか見!検索より (詳細はこちら
この本のサンプルページを閲覧する
おもて表紙 | 著作権 | 目次 | 抜粋 | 裏表紙
この本の中身を閲覧する:

この商品を見た後に買っているのは?


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
父権の抑圧というのは、かつては小説のテーマとしてありふれたものでしたが、父権の喪失が言われて久しい現代社会を、そのような社会の中にあって、例外的に父権的な家庭に育てられた女性の視点から眺める、というような小説は、意外となかったのではないでしょうか?

ウェブを検索してみると、こんな家庭あるわけない、みたいなレビューを書いている人もいるので (ある意味幸せな人である)、こういう感覚がどれほど一般の共感を得られるのかわかりませんが、同世代の中では比較的父権的な家庭に育った者にとっては、かなりツボにはまる小説でありました。

本作は、著者によれば、「喪失記」「不倫 (レンタル)」と並んで「私小説三部作」を構成するとのことですが、単にマイノリティの感性を主張するというようなレベルではなく、作者自ら「主人公は未熟である」と喝破する突き放した視点があるため、一種の教養小説 (「路傍の石」とか「次郎物語」みたいなヤツね) にまで昇華されています。したがって、思春期にあって、いろんな種類の抑圧に悩む少年少女にもお勧めできる作品ではないかと思います。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 恋多き女ではない、レンアイの苦手な女性ならば、この物語の中に描かれる恋とも呼べないような恋愛の過程に自分を重ねることが多々あるのではないでしょうか。主人公の受け身な行動、内にこもってゆく思いと、自己アピールへの恐れとそれによって相手に理解されずにいつの間にか幸せの風向きが変わっていく様、焦燥感、そしてそれをふっきったときのすがすがしさ。

 どこか自分とは遠い世界にある恋愛が描かれるいわゆる恋愛小説はちっとも共感出来ないし、興味もないのですが、ここまで丁寧に現実的に描かれると、苦しいくらいの感傷が胸に迫ります。
 この物語は一見、厳格で偏屈な父親のせいで主人公の置かれた設定は現実離れしているようにも思えるのだけれど、実際、ここまでとは言わずとも、「真面目」に育ってきた女性ならば、同じような環境にある人も少なくない。

 抑えられてきた感情の表面化されない静かな爆発に、子供同士のそれではない恋を知り、変わり始めた当時の己の姿を重ねて一緒に静かに泣きました。「透明感のある」「キレイ」な恋愛小説に飽きた女性へ、是非。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maui トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
悪くはない。
ここに書かれている毒親は、多少形が違っていても、実際に数多く存在する親であるし
その被害者としての主人公も現実に大勢いると思う。
他人からみたら考えられないような親子のいびつな形とやりとりも、あるあると思って
しまうような内容だと思う。親を介護する時期にきたら多くの人が通る道だろう。

しかし、何かしっくりこない。似たテーマの小説の中でもいちばんしっくりこない。
文章が下手なのではないだろう。ただ、もしかしたら著者がまだこの作品を書いた頃は
この極端すぎる設定を書きこなせていないのかもしれない。もしくは、著者があまりに
繊細なために、時代(この物語を書いたその時代)の空気を無意識にも反映させすぎて
しまっているのかもしれない。
どうしても共感するとか、入り込む、とか言うところまではいけなかった。ずっと
「小説を読んでいる」という感覚を忘れさせてくれなかった。
このレビューは参考になりましたか?

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す










この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック