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のび太のパパが2ページにわたって熱く説教をするというシーンがあるという一節(103頁)を読んで、「艱難汝を玉にす」という言葉を覚えたのはこのドラえもんだったんだ、ということを突然思い出しました。藤子・F・不二夫氏がこうした児童漫画に人生訓を込めていたというのは事実で、私も当時小学生でしたが、何か困難が眼前に立ちふさがったら、後ずさりするのではなく向かっていかなくてはならないのだということを教えられたのは、こののび太のパパのお説教だったんだということを30年近くたって思い出したというわけです。
昭和40年代から50年代にかけてドラえもんに親しんだ世代は、この本を読んで何かを新たに思い出したり出来るのではないでしょうか。そしてドラえもんという漫画が日本や、そしていまや世界中の多くの子供たちに大きな影響を与える作品だということを改めて知ることになるような気がします。
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