交響曲第9番「新世界より」についてですが、聴いてみて第1、3楽章が荒削りで
非常にテンポが速いという印象を受けました。
演奏の緩急が大きく、速いところでは一部指揮についていけてないと
思える部分があるほどです。
特に速さを感じる第1楽章は、よくある演奏(反復部なし)で10分前後のところを
反復部込みで11分という速さで演奏しています。
第4楽章は、全体的に雄大で聴き応えがあるのですが、
後半の一部で緩急をつけすぎているようなところが気になります。
また逆に、第2楽章は非常に緩やかに情緒的に演奏をしているので、
他の楽章とは違って聴き入ることができるのではないでしょうか。
個人的には、ケルテス&VPOの全体に調和の取れたものが好きですが、
このバーンスタインも1つの形だと感じました。
総じて言うなればこの曲にスピード感やメリハリを求めて聴く場合に
オススメではないかと思います。