小説を読みながら、こんなに何回も声に出して笑ったのは初めて。よく、まぬけなサンチョ(ドンキホーテのお供)がおもしろいと聞きますが、わたしにはドンキホーテ本人の方がよっぽどおもしろおかしかった!どうしてあんなにふざけたことを真面目くさってしちゃうんだろう?個人的には、ドクター■松さんの行動エピソードをおもしろいと思う方は、ドンキホーテの笑いもツボにはまると思います!
そのくせ、人生における大切なことなど、何気に役に立つ事をあちこちで宣ふところも多く、納得させられたり、はたまたその場面すら何かおかしいものがこみあげてきたり・・・
読む前は単なる勇敢な男の戦の物語かと思っていたのに加え、長編(全6巻)ぶりに読む気すら起きずにいましたが、あまりに意外なおもしろさに、読んでみてよかったと思います。1冊にまとめられたこの本の中でさえ、同じような”冒険”の繰り返しに若干飽き気味(ストーリー的に)になることがあったので、試しに読んでみる分には6巻続きのものではなく、この1冊で十分適量、十分楽しめると思います。
次は原作に挑戦してみようと思います!牛島信明さんの訳以上におもしろいことを期待して・・・