★3の下。
著者の7冊目にして表題作の長編『ドロテア』の第2巻。
エロの方で人気が出てきたためお蔵入りにならず2ヶ月連続での刊行になりました。
ファンとしてはありがたい限りです。
本来なら1巻でじっくり説明すべきことを、描きたいシーンに合わせながら後出し的に書き進めているためドラマとしての意外性とか人と人が紡ぎ出す感動とかがあまり出てきません。
いまさら言ったところでどうにもなりませんが、もっともっと先を見据えてプロットを練り込んで欲しいです。
作画的には安定期に入ってきました。
アクションシーンはまだまだ迫力不足ですが作画的な魅力は確実に増してきてます。
ドロテアが戦火に赴くことにより、人間関係から生まれる心理的ドラマも多少は楽しめるレベルになってきました。
それでもまだまだネタの熟成期間が短すぎるため厚みは足りません。
作画優先のファンタジー漫画好きな方以外にはまだまだお薦めしにくいです。