出版社/著者からの内容紹介
●明るく楽しく元気いっぱいの子どもたちを見ていると、知らず知らずのうちに私たち大人もたくさんの元気をもらいます。
●そして、「心も体も健やかに成長してほしい。自分で自分の人生を切り開いていく力をしっかりと身につけてほしい」と心から願わずにはいられません。
●子を持つ親や子どもたちの教育にかかわる大人であれば、誰もがそんな思いを抱くことでしょう。では、子どもたちが心身ともに健全に成長し、自らの力で未来を切り開いていく本当の「生きる力」を身につけるには、どうすればよいのでしょうか。
●自らの意思で人生を切り開く力……、それは、極めて主体的で、積極的なものであり、自立したものでなくてはなりません。主体的、積極的であるためには、体の内側からわき上がってくるような感情やエネルギーで「これをやりたい」、「こうなりたい」といった「強い思い」が伴ったものでなければならないでしょう。
●すなわち、「必ずこうしたい」、「どうしてもこれをやりたい」と自ら強く思えるような「夢」を持つことが大切なのです。
●私が中学三年生のとき、同じクラスに”キトポン”というニックネームの女の子がいました。彼女はある女性アイドル歌手に夢中で、授業中もアイドルの写真を眺めて過ごし、中学卒業と同時にアイドルを追っかけて東京に向いました。
●それから一年たったある日、テレビを観ていると、なんと、キトポンが出ているではないですか。それは「アイドル歌手とそのマネージャー」という番組でした。キトポンは、夢中だったアイドルのマネージャーになっていたのです。
●そのとき私は、キトポンから「夢はかなう」ということを、学んだのです。1.自分の”好き”を知る 2.夢を描き、信じ、伝える 3.夢に向かって行動する
●キトポンから学んだこのことを、私は「夢をかなえるワン・ツー・スリーの法則」と名づけ、実践してきました。そして、いくつもの夢をかなえることができました。
●そこで私は、「夢をかなえるワン・ツー・スリーの法則」を「ドリームマップ研修」というプログラムにまとめました。夢を持つことが、すべての行動の源(原動力)になることを、多くの人に伝えていこうと決めたのです。
●本書でご紹介する「ドリームマップ」とは、自分の“好き”を糸口にして“夢”を見つけて、夢を描き、その夢に向かって“行動”することを促す教育プログラムです。
●その方法として、自分の夢や目標を台紙の上にビジュアル化して表現するものです。夢がぼんやりとしたままでは、夢の実現に向かい行動することができずに、夢のままで終わってしまったり、夢を忘れてしまったりします。
●「夢」は、絵や文字にして描くことにより、イメージを具体化することが大切なのです。夢を具体的にイメージできると、それを「実現したい」、「かなえたい」と強く願うようになります。すなわち、「心のスイッチがオン」になるのです。
●心のスイッチがオンに入ると、大人も子どもも関係なく、私たちは自ら考え、自ら学び、主体的に行動を始めるのです。
●最近、せっかく多くの時間を受験勉強に費やし、たくさんの知識を詰め込み、有名大学を卒業しても、心のスイッチがオフのまま、フリーターやニート(就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人)になってしまう若者が増えています。これは、本人のみならず、親や先生にとっても、社会全体にとってみても、とても残念なことです。
●私は、日本中の子どもたちが「夢」を持ち、心のスイッチをオンにして自発的に行動することによって、自分らしく輝く人生を送ることを心から願い、本書を執筆しました。
●ドリームマップは、部屋の壁など、毎日、見えるところに貼ることによって、日々、「夢」や「目標」を忘れることなく、その実現に向けた主体的な行動を引き出します。そして、「夢」や「目標」が変化しても、ドリームマップをつくり替えることによって、常に、「夢」や「目標」に向かって、主体的に行動するという「生き方」を習慣化するものです。
●この習慣を身につけることは、変化に対応しながら、自分で自分の道を切り開いていくことができるような真の「生きる力」を持った大人になるために、最適な方法なのです。
●子どもの成長を願うすべての方へ……、ドリームマップの扉を開いて、子どもの夢と生きる力を育てましょう。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者からのコメント
●ドリームマップの授業を行なうために、小学校や中学校に行きますと、子どもも先生も「私たちの子どものころと本質的に同じ」という懐かしさを感じます。
●もちろんクラスによって多少の差はありますが、おおまかに言ってしまえば「素直な子どもたちと、子どもたちの成長を支える一生懸命な先生と親の集まり」が今も昔も変わらぬ“学校”というところです。しかし、子どもたちを取り巻く時代はどんどん加速しています。
●今の子どもたちが、大人になったとき、世界は、そして私たちの日本は、どんな課題に直面し、どんな社会になっているのでしょうか? 果たして、今の子どもたちは、どのような時代を生き抜かなければならないのでしょう?
●もちろん、正確な答えは誰にもわかりませんし、予見もできません。そんな時代に、自らの力と知恵で人生を切り開き、夢と希望を抱き、力強く生き抜いていくことができる大人に成長してもらうためには、どうすればよいのでしょうか?
●そこで、私たち大人が、今、子どもたちにしてあげられることを考えてみました。1.私たち大人が夢を持って生き、子どもたちのモデルとなること 2.時代や環境の変化に合わせ、自ら考えて行動する力を養うための機会を与えること 3.子どもの成長を見守りながら、励まし続けてあげること
●ドリームマップで描いた夢を、子どもたちだけでなく大人も一緒になって育てていくことが大切なのです。ドリームマップは大人が夢を持って生きるためにも有効なツールです。
●この本を読んでくださった一人でも多くの方が、子どもと一緒に、自分のためにもドリームマップをつくり、自分らしく輝く人生を送るキッカケにしていただけたら……、そして、子どもたちに夢を与えてくれたら……、こんなにうれしいことはありません。
カバーの折り返し
●お母さんの声
・子どもが持ち帰ったドリームマップに涙がとまらなかった
・一緒につくってから、子どもとの会話が増えた
・将来のことを真剣に話すようになった
●先生の声
・斜に構えていた子の表情がみるみる変わった
・生徒自身が「好きなこと」「興味のあること」をつかんだ
・多くの生徒が、夢を具体的に考えるようになった
★経済産業省が「起業家教育プログラム」として採択、全国の小・中・高で展開中。
著者について
いる。著書に「上司になったら覚える魔法のことば」「メンターに出会えば道は開ける」(いずれも中経出版)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
株式会社エ・ム・ズの代表取締役社長。“コーチング”と“リーダーシップ”を専門とした人財開発研修講師として、ミドル層~トップ層のリーダーシップ研修を数多く担当する。最近では、起業家として全国各地での講演活動のほか、若年層のキャリア教育にも注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
●車にはガソリンが、電車には電気が必要なように、何かを動かすにはエネルギー源となる力が必要です。
●子どもは将来、弁護士になるかもしれませんし、起業するかもしれません。会社に勤めて海外を飛び回る子も、子育てに忙しい専業主婦になる子もいるでしょう。
●そのとき、弁護士には弁護士の知識、子育てには子育ての知識、つまり専門知識が必要になります。
●しかし、人を動かすエネルギー源となる力は、どの子にも共通して必要になってくる力です。
●ドリームマップはこの基本的な「生きる力」を養うプログラムなのです。
(本文より)