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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「ドリームバスター」における「時間」とは,
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レビュー対象商品: ドリームバスター〈3〉 (単行本)
3年ぶりに出版された宮部みゆきのSFアクション・ファンタジー第3巻です。物語の終わり方からして、第4巻とペアの作品ということでしょうか。(と言うことは、第4巻の出版は近いのかな?)
1、2巻同様、悪夢(人格を乗っ取ろうとする邪悪な意識体)を退治する「ドリームバスター」のシェンと師匠のマエストロの活躍の物語です。 今回は、1、2巻の様な「ドリームバスター」の活躍の場面を描いた作品にはなっていません。むしろ、「ドリームバスター」の舞台となっている世界の論理的な理由づけの巻という意味合いも含まれているように思います。特に、「時間」に対する考え方が披露されています。 これに、「家族」的なエピソードが加味されて、1、2作とは若干雰囲気の違う作品になっています。 この巻の最後に追いつづけている「血まみれローズ」(母親)と呼ばれる最も凶悪な逃亡犯のひとりの痕跡が登場し、第4巻は、1、2巻と同様の「アクション」主体の巻になりそうな予感がします。
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間が織りなすファンタジー小説,
By kirari (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ドリームバスター〈3〉 (単行本)
ハリーポッターのような壮大なファンタジー、とはいかないけど、それ以上に
人物の描写がお見事。悩みを抱える一般人が登場し、「悪夢」と戦うの ですが、魔法使いが戦うわけではないので、人々の葛藤がしっかりと描 かれているため、親近感をもって読むことができます。 ドリームバスター1・2の続編になるので、先に前作二つを読むことを お勧めします。そうしないと話のつながりが分からないと思います。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新キャラクターの登場と作品世界が広がる巻,
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レビュー対象商品: ドリームバスター〈3〉 (単行本)
SFマガジンに掲載された2篇と書き下ろし1篇を収録したシリーズの第3作目です。
先の2篇は前作の出来事を継承する内容で、後の1篇は次回作への布石といった感じの内容になっています。 前作までは捕獲ミッションを中心に描かれていましたが、本作では人物描写と世界観の形成に視点が置かれています。 新キャラクターの「カーリン」を迎るとともに、「時間鉱山」という新たな概念も加えて、より独自色の濃い世界が作り上げられています。 雑誌のインタビューで作者の宮部さんは全7巻くらいの作品に仕上げたいと言っておられるので、本巻は折り返し点一歩手前といったところではないでしょうか。
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