ドリトル先生が偶然通りかかった動物屋で買った緑色のカナリア「ピピネラ」が、ドリトル先生たちに語って聞かせる波乱万丈の生涯というシリーズの中でも、異色の一冊です。
いつものドリトル先生の冒険があまり出てこないからそれほど面白くないのかな・・・と思いきや、ページをめくる手が止まらないほどのスリルの連続。
馬車屋、炭鉱、恋、そして絶望・・人間でこんなすごい一生を送れる人はいないでしょう。
小鳥の伝記をここまで面白くかけるヒュードロフティングには、脱帽です。すごい。
後半の、生き別れになっていたピピネラの敬愛する飼い主、なぞの「窓拭き屋」を探す冒険談は、そこらのミステリー小説なんかよりはずっとスリルとサスペンスに満ち溢れています。
児童書ですが、大人にも自信を持ってお勧めできます!!