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ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)
 
 

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫) [文庫]

ワイルド , 仁木 めぐみ
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

美貌の青年ドリアンと彼に魅了される画家バジル。そしてドリアンを自分の色に染めようとする快楽主義者のヘンリー卿。卿に感化され、快楽に耽り堕落していくドリアンは、その肖像画だけが醜く変貌し、本人は美貌と若さを失うことはなかったが…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ワイルド,オスカー
1854‐1900。アイルランド出身の作家・劇作家。外科医で著述家の父と、作家であった母との間に次男として生まれる。自身の唱える芸術至上主義を身をもって実践し、ロンドン社交界で脚光を浴びる。29歳で結婚。『サロメ』『ウィンダミア卿夫人の扇』などの話題作を発表し時代の寵児となるが、同性愛の罪で逮捕・投獄。出獄後フランスに渡るも、3年後の1900年、パリにて客死

仁木 めぐみ
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 447ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/12/7)
  • ISBN-10: 4334751180
  • ISBN-13: 978-4334751180
  • 発売日: 2006/12/7
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
自分は小説をあまり読まないし、外国の文学史もほとんど知らないのですが、「ボウイが少年の頃から愛読していた」と聞いて読んでみました。なるほど、ボウイのデカダンやグラマラスな雰囲気は、ここにルーツがあるのかも、と思わせる小説でした。なにより「美」と「変容」というテーマがデビッド・ボウイの存在そのものと相通ずるものがありますね。

私は小説が苦手なので、本書もこんなふうな不純な動機で手に取りましたが、純粋に小説が好きな方にも十分な手応えのある作品&翻訳だと思います。

怪奇小説としても読めます。クローネンバーグやデビッド・リンチの世界にも通じているかも。古典ですから、きっとどこかでつながっているのだと思います。現代の私たちに無縁の作品ではありません。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
テーマがよい 2010/8/14
形式:文庫
美しさを誇る肉体、しかし肖像画だけは年を経るごとに醜く変貌していく―。

そういった触れ込みにつられ、購入。
単なるおとぎ話かと思いきや、ワイルドの芸術観・道徳観がこめられており、読みごたえは十分。
若く、美しさを保つ肉体と、醜く、堕落していく魂の対比が象徴的。

翻訳文が苦手で、海外作品をあまり読まない私でも楽しんで読むことができた。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
むかし読んだ時も思いましたが、ヘンリー卿は
やっぱアホです(笑)
なかなかデカダンなキャラです。
しかし、風刺が効いていて名言も多いのは事実。
現代でいえば、援交してる中年の管理職みたいな
おっさんです。
ドリアンは若さを売りにしてる、その援交相手の
女子高生ってところでしょうか。
そしてその隣りでやきもきしながら、溺愛してる
娘の変化をただ見ている事しか出来ないダメ親父
が画家のバジルですね(笑)

これを読んでリンカーンの名言、
「生き方は顔に出てくる。人間、四十を過ぎれば
自分の顔に責任を持たなければならない」
ってのを思い出しました。
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