登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
デビッド・ボウイも愛読していたそうです,
By
レビュー対象商品: ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫) (文庫)
自分は小説をあまり読まないし、外国の文学史もほとんど知らないのですが、「ボウイが少年の頃から愛読していた」と聞いて読んでみました。なるほど、ボウイのデカダンやグラマラスな雰囲気は、ここにルーツがあるのかも、と思わせる小説でした。なにより「美」と「変容」というテーマがデビッド・ボウイの存在そのものと相通ずるものがありますね。
私は小説が苦手なので、本書もこんなふうな不純な動機で手に取りましたが、純粋に小説が好きな方にも十分な手応えのある作品&翻訳だと思います。 怪奇小説としても読めます。クローネンバーグやデビッド・リンチの世界にも通じているかも。古典ですから、きっとどこかでつながっているのだと思います。現代の私たちに無縁の作品ではありません。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
テーマがよい,
By
レビュー対象商品: ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫) (文庫)
美しさを誇る肉体、しかし肖像画だけは年を経るごとに醜く変貌していく―。
そういった触れ込みにつられ、購入。 単なるおとぎ話かと思いきや、ワイルドの芸術観・道徳観がこめられており、読みごたえは十分。 若く、美しさを保つ肉体と、醜く、堕落していく魂の対比が象徴的。 翻訳文が苦手で、海外作品をあまり読まない私でも楽しんで読むことができた。
5つ星のうち 5.0
永遠に失われない美などない,
By
レビュー対象商品: ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫) (文庫)
画家バジルに、自分の肖像画を描いてもらった美貌の青年ドリアン・グレイは、バジルの友人ヘンリー卿に若さと美のはかなさを説かれ、「自分のかわりにこの肖像画が醜く年をとればよいのに」と何げなく口走ります。その後、恋人を傷つけて自殺に追い込んだドリアンは、肖像画の中の自分の表情に醜い変化が表れたことに気づき、自らの言葉が現実のものとなったことを悟ります。ドリアンは、永遠の若さと美しさを手に入れて狂喜する一方で、自分の罪とそれを表す肖像画の存在が露見することをひどく恐れ、さまざまな悪事に手を染め、破滅へと向かってゆきます。肖像画の自分の醜い顔を忘れるために派手な生活を送り続ける彼の姿は、あまりにも危なげで脆く、弱いものです。 すべてのものは時とともに変わり、美しいものもいつかその形を失うときが来ます。永遠に失われない美などないのです。人は誰でも悪の心を持っていますが、醜い部分も自分自身です。自分がとった行動の責任はすべて自分で負わなければなりません。ドリアンはその現実を受け止めることで、ようやく安らぎを得たように思えました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
ヘンリー卿が良い
むかし読んだ時も思いましたが、ヘンリー卿は やっぱアホです(笑) なかなかデカダンなキャラです。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/7 投稿者: アチオ
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|