DSの「らき☆すた 萌えドリル」で初めてこの作品と出会った自分としては、アニメ版の声よりは馴染めるのではないかと思い購入してみたのですが、ストーリの中で様々な演技の声を聴いてみると、やや違和感を感じてしまいました。まぁ、ゲームの方では独特な必殺技を叫んだり、計算を解いていく状況の中でテンポを盛り上げるような小気味いいリアクション的な台詞が主だったため、実際にゆるーい作風の物語中での何気ないやりとりでは、それぞれのキャラクターの個性が悪い意味で若干際立ってしまった感が否めないかと(特に「こなた」・・・ちょっと演技がはりきりすぎかな)。「かがみ」や「つかさ」、「みゆき」といったその他のキャラクターはかなり配役とのシンクロが高かったと思います。「ゆたか」役の声優さんも病気がちなキャラクターの特性をうまく掴んで可愛らしく演じてましたね。「パティ」役の雪野五月さんにしては何というかもう貫録勝ちといった感じの演じっぷりですね。完全に他のキャラの群を抜いたインパクトです。
肝心の内容自体は原作のネタをショートストーリー中にうまく取り入れているし、コミケ会場を舞台にしたドラマCDのオリジナルストーリーの方も良くまとまってて聴きやすかったです。何度聴き返しても楽しめる中身になってますよ。
「げんしけん」等の「オタク」を題材とした漫画を愛読していた人にとっても、思わずニヤリとしてしまう要素があります。オタクの世界のエデュケーション(笑)として、萌え要素もさながらほんわかとするムードもあるので、けっこういろんな方がとっつきやすい良作なのではないかと。