『ひぐらしのなく頃に』をモチーフにしたショートストーリー集。
30分程度のストーリー2本に、オープニング&エンディングストーリーがそれぞれ7・8分程度、初回特典として、OP・EDと同程度のボリュームのボーナスストーリーが収録されているという内容です。ちなみに、OPとEDはつながった一つのストーリーですので、全体として、3+1本のショートストーリーから構成されているドラマCDと言えますね。
基になった『ひぐらしのなく頃に』は「陽」から「陰」への転調の激烈さが売り物となっている作品ですが、このドラマCDは「陽」の部分のみによって構成されている「ギャグストーリー」ですので、本編のような展開は期待しないように。あくまでも笑い飛ばす事を目的としたパロディ作品です。
内容に若干のネタバレを含みますので、「コミック版」のみを読んでいるファンの方は少々注意が必要です。少なくとも「綿流し編」の結末までは内容を知っていることが前提ですね。まぁ根幹に関わるようなネタバレはありませんが。
声優陣がドラマCD版と同じというのは嬉しいですね。非常に豪華なメンバーですし、キャラの雰囲気にもよくマッチしています(個人的には前原圭一が少し"優しすぎる"という印象は持っていますが、〇ラに"あんなセリフ"が振られている点に萌える方は多そうですね)。
原作者・竜騎士07氏がちゃんと監修としてチェックをされているようで、本編から極端に逸脱することなく、ギャグ方面へのベクトルを強化したといった内容です。『ひぐらし』の「陰」部分や「転調によるギャップ」が好きだというファンには物足りないでしょうが、"お遊び"としては充分に楽しめるストーリーだと思います。