ドラッカーの本で邦訳されているものについてはほとんど読んでいます。
ただ、本書の初訳「傍観者の時代」はなかなか手に入らず、ずっと探していました。
それが新たに出たことを知り、すぐに買って読みました。
ドラッカーには様々な書籍でいろんなことを教わりましたが、
その原点を本書にみることができます。
しかも、堅苦しい学術書ではないので、のびのびと書いています。
ドラッカーのものの見方・考え方の原点を知るための最高の入門書です。
例えば「強みを活かせ」という、彼の様々な著作に出てくるキーワードは、
本書でその理由が明確になります。
また、「多様性」を重視することも、
彼が出会った様々な人たちから得た教訓だということがわかります。
日本ではマネジメントの大家としてドラッカーを位置付けています。
しかし、ドラッカーはマネジメントの大家である前に、偉大な観察者でした。
従って、ドラッカーのマネジメントを理解する為には、その観察眼を知らなければなりません。
なぜ本書が、今まで再版されなかったのが不思議なぐらいです。
本書がでたことで、ドラッカー理解のステップが次のように描けます。
1.ドラッカーわが軌跡(本書)
2.経済人の終わり
3.産業人の未来
4.企業とは何か
5.ドラッカー365の金言
6.マネジメント 上下
7.あとはご自由にどうぞ
ドラッカーを理解したい方は、上記のステップを試してみてください。