ビジネスにおける「マネジメント」を確率させた知の巨人ドラッカー。
本書は、同氏の人生とこれまでの著作をたどり、ポイントを絞って、
再構成することによって、ドラッカーの教えをうまくまとめています。
その中で、改めて気付いたところを記します。
マネジメントは科学ではなく、実践であり、社会秩序である。
そしてまた、ひとりの卓越した経営者に頼ったのでは、どの組織もいずれ
立ち行かなくなるだろう。
そんな中で、同氏は、マネージャー、リーダーの重要性を説いています。
生来のマネージャー共通の特徴
・どうすれば自分が会社に最大限の貢献ができるか、絶えず問いかける
・正しい答えを見つけるよりも、正しい問いかけをする方が大切だと心得ている。
・好ましい気風を培い、人々の士気を高めるのが自分の責任だと肝に銘じている。
そして情報化社会においては、知識労働者の働きがより重要となる、そのためには、
組み立てライン的な発想を捨て、働き手を尊重して協調関係をつくらなければならないという。
・従業員に最新の情報を与える
・部下に目標を押し付けるのではなく、まず自分たちで考えさせる
・定期的に話し合い、彼らの仕事が組織全体にどう関わるかを伝える
最後にリーダーには、良い人柄に加えて、
1.人の意見を聞こうという意欲、2.人とコミュニケーションを取り、
自分を理解してもらう能力、3.逃げ道を造らない(責任と勇気)
4.自分の存在がいかに小さいかを自覚する能力
を持たなければならない。
この本をきっかけに、昔読んだドラッカーの本をもう一度読み返したいと
思いました。