ハードカバーを買わずに文庫になるのを待ってからでいいや、と思い始めてすでに何冊か目。IWGPシリーズを読むのは、もはや祝日に水戸黄門を夕方の再放送で見るようなものかもしれないです。お手頃なひまつぶし、崩すメリットも特にない古い習慣。
スタートしたら、それなりの楽しみを与えてくれるのも定番時代劇の老練な俳優さんと同じ。さすがに読ませるうまさは変わりません。
ただ気になるのは、石田さんも社会の最下層については調べていらっしゃるのでしょうが、中の下くらいの生活感覚はもうわからなくなっているんじゃないのかな、という描写が増えてきたこと。
このたまに感じる違和感がもっと大きくなるまでは、文庫を待って読み続けようと思います。