ドラゴンランス戦記2巻で赤竜を率いていた暗黒の僧侶ヴェルミナァルド卿を倒した一行は3巻に入るとカーラスの槌を持ってる状況で話が進んでましたが、今回まさにカーラスの槌奪還の話が語られます。本来ならメインで語られる話が欠落して進んでいた為、気になってた方も多いのでは?と思います。話もワイスとヒックマンですので、違和感無く読めると思います。作者が違うと微妙な違いや言い回しなどが訳にも出てくるので読みにくい場合が多いですけど安心して読めます。また、最近出ていたのはランスのヒーローの子孫たちがメインだったので、久々にランスのヒーローたちの話を堪能できると思います。
この欠落した話を別途語る理由は読んでもらえればわかると思います。よくある後付けで話が書かれてるわけでなく、意図的に削られて後出しになったのも読むとわかると思います。それだけ重要な話が語られてるという事です。なので、このシリーズのファンならぜひ読んでおきたい話になるでしょう。
ドラゴンランスを知らない新規読者には向きません。興味があるようでしたら、ドラゴンランス戦記シリーズを読んでからがよろしいかと思います。戦記シリーズが気に入れば伝説シリーズも気に入るかと思いますし。冊数も多いので新規の人には敷居が高いシリーズではありますが、指輪物語を古典とするなら熟成されたファンタジーとして楽しめると思いますのでぜひ。