「最高」の一言に限る。
まず、CGが綺麗過ぎるのだ。「ジュラシックパーク」や「ロスとワールド」シリーズで猛威を振るった恐竜達のような美しさ、ドラゴンの筋肉や皮膚の感じ、全てがCGとは思えない出来栄えです。
ドラゴンと言うからには恐ろしい怪物を想像しますが、彼、ドレイコは違います。丸い顔に大きな目玉、とってもキュートなドラゴンなんです。そして、その体に似合わず心優しく気高い。まさに比の打ち所のない模範像を持つキャラクターなのです。だからとても観ていて嫌味がなかった。
中世ヨーロッパ、国を支配している王の振る舞いに限界を超えた民衆達はその手に武器を取り、国をかけての戦いを挑む。そこへ流浪人ボウエンと相棒のドレイコがやって来る。二人はちょっとした詐欺で毎日を生きていた。しかし、もともとは気品あふれる騎士だったボウエン、昔の正義感に火がつき、昔の教え子である国王(名前忘れた白い人)と剣を交える道を選ぶ。民衆と騎士とドラゴン、命をかけて戦うが、ずる賢い王には勝てなかった。かつて王が幼い頃、彼は心臓を失った。そしてドレイコから心臓の半分を与えられ、生き延びたのである。「良き王になる」という約束を彼は破った。心臓が元は一つだった、ドレイコは自らの心臓を止めれば王が死ぬ事をボウエンに打ち明け、最後はその胸に斧を打ち付けられ王と共に死ぬ・・・これが一連のストーリーである。よくあるストーリーだが、その一こま一こまが見事な美しさで表現されているのだ。音楽が素敵。森でボウエンとドレイコが戦ってる時の音楽なんかカッコよくていい。わりとマイナーな映画だが一度観たら癖になる魅力を持っている。私はこの映画が一番好きだ。