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1959年のローマが舞台で、映画、吸血鬼狩り、ジェイムズ・ボンド、チャチャチャなどがキーワードになっている。ニューマンの力量は相変わらずで、雑多な世界に実在/フィクションの登場人物がひしめき合い、破天荒なストーリーでグイグイと読ませる。しかし楽しめなかった。推理小説部分のお粗末さもさることながら、今回の主役であるケイト・リードのキャラクターとしての弱さが致命的だった。ケイトの地味さのせいで、周囲の登場人物たちが生きてこず、ストーリーのハチャメチャさもカバー出来ていないのだ。読んで損はないと思うけれど、お薦め出来るレベルではない。
次作に期待。
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