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ドライブイン蒲生 (河出文庫)
 
 

ドライブイン蒲生 (河出文庫) [文庫]

伊藤 たかみ
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

客も来ないさびれたドライブインを経営する父。姉は父を嫌い、ヤンキーになる。だが父の死後、姉弟は自分たちの中にも蒲生家の血が流れていることに気づき……ハンパ者一家を描く、芥川賞作家の最高傑作!

内容(「BOOK」データベースより)

客も来ないさびれたドライブインを、経営する父。昼間から酔っぱらっている父を嫌った姉は、中学でヤンキーになる。だが父の死後、姉と弟は、蒲生家の“かすけた”血が、自分たちにも確かに流れていることを感じる。そして今、子連れで離婚寸前、ぱさついた茶髪の姉を、弟はなぜか、美しいと思う…ハンパ者一家を、哀惜にみちた筆致で描く、芥川賞作家の最高傑作。

登録情報

  • 文庫: 192ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2011/3/4)
  • ISBN-10: 4309410677
  • ISBN-13: 978-4309410678
  • 発売日: 2011/3/4
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 782,622位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
短編3作に1つずつ、気になるワードがでてきた。

「かすけた」「無花果」「リュウグウノツカイ」。

「かすけた」なんてイマドキ言わないでしょう。

それがすごく新鮮で。気に入った。

「無花果」は、丁度これを読んだ頃、桃井かおりさんの映画とかが公開されていて、

不思議なこの果実に興味をもっていた。無花果の花って、見えないんだね。

「リュウグウノツカイ」は、以前ちょっとハマっていた時期があったので、

冒頭でかなり惹きつけられた。

ほとんど生態が明らかになっていないこの魚の登場で、

物語まで神秘的に。

わたしには分からない世界ばかりが描かれていたけれど、

登場する人物の考え方になぜか親近感が沸いてきて、

最後までよんでしまった。

たかみさんって、女の人かとおもってたら、違うんだね。。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
家族の絶対性 2006/10/13
By 夢追い虫 トップ1000レビュアー
形式:単行本
3編とも「親」を馬鹿にして育った30前後の人たちの物語です。

生活水準が低く、下流に位置づけられる環境で育ち、

尊敬できない親を持った人間はこんな大人になるという見本を

見せられてるようなかんじ。

でもこんな風に育った彼らをかわいそうとか、

軽蔑するとかはまったく思えなくて、

むしろちょっとだけ共感すら覚える。

家族ってどんなに嫌っても、絶対他人にはなれないもの。

その血と絆の果てしなさを考えると、

「ドライブイン蒲生」の姉があんなに嫌っていた父の死後に

父のように刺青を入れるエピソードなんて悲しいほどでした。

育ちというものは無意識であっても

ずっと付きまとうものなのでしょうか・・・。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
かすけた家族 2006/8/24
形式:単行本
芥川賞受賞作品を読む前にと思い読んでみました。長編と思って読んでいたら短編でした。3点収録されていて、その全てに居そうでで居ないのではなくて、居なさそうで必ず居る「かすけた家族」が登場します。その家族の一片は誰の家族にも重なるところがあるのではと感じる作品でした。
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