有名ブログや大手TVゲームサイト等にも取り上げられて、ボードゲームという枠を超えてシーンを作りつつあるドミニオンのガイドブック。
公式にでているものとしては唯一のものです。
前著「ドミニオンへの招待」の時点では「海辺」までのカードセットがフォローされていましたが、今回はその続巻で「異郷」までのセットを扱っています。
本書の中身ですが、異郷までの全カードのレビューがメインです。
その他に、オススメサプライセットの紹介、攻略コラム、トッププレイヤーによるベスト&ワーストカードのレビュー、となっています。
カードのレビューは前著では4人のレビューワーが書いていましたが、今回は浅原晃氏が単独ですべて書いています。浅原氏はMTGの有名プレイヤーで前著ではちょっとおちゃらけたレビューもありましたが、今回は読み応えのあるレビューとなっています。
前著への批判として、個々のカードの価値はサプライの組み合わせでまったく変わるから点数評価は意味をなさない、というものがありました。それに答えてか今回は点数表記はなくなっています。
オススメサプライセット。これだけカードセットが増えると、ランダムよりオススメで組みたくなることが多いかもしれません。そういう意味で需要があるコーナーと思います。
ベスト&ワーストカードのレビュー。MTG等と比べて各プレイヤーでカードがかぶっていないのがおもしろいと思いました。かぶっているのはワーストの詐欺師くらいです。それぞれにプレイスタイルがあるゲームということで奥深さの一端を示しています。
本書にはプロモカード「囲郭村」がついています。4コストの「村」で、場に出ているアクションが2枚以下の場合、「囲郭村」を山札の一番上に置いても良いという効果があります。
総合して、ドミニオンについて基本から知りたい人、デッキ構築についてアドバイスが欲しい人など幅広い需要に答える内容になっていると思います。