現在ドバイは急速に日本で注目を浴びるようになっているが、筆者はその一方にしか目を向けていない。国際的で、外国人にオープンで、リッチで、礼儀正しくて、と異常な程の美辞麗句で、本の始めから終わりまで徹底してドバイという都市からアラビア人までを絶賛する。とにかく初めから終わりまでドバイ最高、最高、最高とほめまくる。この本を読んだ人はドバイはまるで天国だ、と感じる人もいるだろう。
確かにそうした面もドバイにはあるにはある。但しそれは外国に対しドバイが「そう思われたい」理想のドバイ像に過ぎない。思わず筆者はドバイ関係者からなにかマージンでも貰ってるのではないかと勘ぐりたくなる。
何事も裏と表があり、筆者が表だけを書きたいのならば、それはそれでよいが、ドバイに住んでいるのならば、日本に伝わっている表の情報に隠された、裏の面も触れて欲しかった。観光ガイドでなく、書籍というスタンスで書いているのだから裏、表含めてレポートしてください。