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ドッペルゲンガー [DVD]
 
 

ドッペルゲンガー [DVD]

役所広司, 永作博美, 黒沢清 DVD
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 5,040
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登録情報

  • 出演: 役所広司, 永作博美, ユースケ・サンタマリア, 柄本明, ダンカン
  • 監督: 黒沢清
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: アミューズソフトエンタテインメント
  • DVD発売日: 2004/04/23
  • 時間: 107 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0001L269Q
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 46,933位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

メディカル・サイテックの研究者である早崎道夫(役所広司)は、10年前に開発した血圧計が大ヒットし、次の開発に期待が寄せられている。そんな中、早崎は高野(佐藤仁美)と青木(戸田昌宏)の二人に助手と共に、人工人体の開発を続けている。だが、開発は上手くいかず、ストレスを感じる日々を過ごしていた。部長であり、友人でも村上(柄本明)からも、予算や進行状況についてうるさく聞かれていた。そんなある日、そっくりの外見を持つ分身<ドッペルゲンガー>が早崎の前に現れた・・・。●リージョンコード : 2 (日本) ●信号方式 : NTSC (日本) ●画面サイズ : ワイドスクリーン ●色 : カラー ●言語 : 日本語, 音声解説 ●字幕 : 英語 ●音声 : 日本語 - 4.0ch Dolby Digital, 音声解説 - 2.0ch (stereo) Dolby Digital

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   思うようにいろんなことがはかどらず、ノイローゼ気味の科学者・早崎。だがそんな彼の前に“もう1人の自分”が出現。最初は幻覚だと思い込む早崎だが、分身は実体化しており、早崎の仕事を陰で助けつつ思うがままに生き、早崎の願望をどんどん叶えていく。そんな分身に次第に早崎は殺意を覚えて……。
   自分探しの旅をブラック・コメディーの資質で描いた作品。誰もが思い通りに生きたいと思いつつもできずにいる現代で、どう生きるべきなのか改めて考えさせられる作品だ。マルチ画面を駆使して本体と分身が同一空間にいることを観客に信じ込ませ、殺人シーンを引いた画で見せることで背筋をゾクゾクさせる。黒沢監督らしい“映画”ならではの映像演出が、恐怖と笑いをいい具合に合致させている。役所広司のニ役の演じわけも神業的。(横森 文)

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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By indas
前半部は正体不明のモノ、存在に出遭ったことによってそれまでの日常へは
二度と引き返せない、というCURE以降の黒澤映画の基本的なスタイルが見てとれます。

しかし今作はそういった正体不明のモノのによって引き起こされる心理的な恐怖よりも、
メッセージ性に重きを置いた内容になっています。
黒沢監督の映画はそのほとんどがホラーの型を借りたヒューマンドラマですが
今作はその典型です。

言うまでもなく、この作品におけるドッペルゲンガーは主人公の日々の生活の中で
抑圧されている自己の内面が表象化した一つの記号体です。
他のサイトでは主人公がドッペルゲンガーに入れ替わった可能性を指摘している
レビューもありますが、正直そんな事はこの映画の肝心な所ではありません。

どちらでもいいのです。
それが本々の早崎であろうと、ドッペルゲンガーであろうと、大事なのは
自分自身に対して嘘をついていない「本当の自分」であるかどうかということです。
冒頭に描写された人工人体の開発に明け暮れるが周囲のプレッシャーとスランプ、
ストレスのはけ口の一切無い日常でノイローゼ気味の早崎。
最後に進めば進むほどまるで嘘のようにあっけらかんとして開放感に満ちた表情に見る見る変わっていく。

ドッペルゲンガーであろうと無かろうとそれが「本当の」早崎なんです。
抑圧されていた自己の表象としての分身が、本当の自分を気づかせてくれる契機になった。

この変化に対して否定的な見方をすれば、自己の内側に潜み当人によって隠匿されていたエゴが、
もう一人の自分によって引き起こされた狂気によってついにコントロールできなくなり増長したという解釈もできます。
しかし個人的には、前述したように早崎の充実し明るくなっていく表情を見るに、むしろそういった側面より自らを偽る、
抑圧する事から自身を解放するというポジティヴなメッセージを感じ取れました。

少し前ですが、「空気を読む」という言葉が流行りました。
これは自分が置かれている場の同調圧力に屈するという事と同義です。
現代においては物心がつき小学校に入った時から常に周囲に馴染むことを迫られ、
生きやすく生活しようとすることが結果として自身を生きにくくしているという矛盾が往々にしてあります。
次第に本当の自分とは何なのか、自分は何がしたいのか、解らなくなっていきます。

様々な視点から捉えるができると思いますが、今作はそんな現代社会の病理をつき、
疑問を投げかけている社会派のヒューマンドラマという見方が一つ、できると思います。

黒沢監督の映画はそうしたメッセージ性を重視するあまり娯楽映画として破綻している作品もあり、
観る側にとって優しくないなーと思う事も結構あります。
しかし今作はそのあたりのバランスも上手く取れています。
映画を観た、というお決まりの充足感と、なんだか背筋がむず痒い、

黒澤映画特有の後に残る気味悪さ、両方が絶妙なバランスで感じられて中々楽しく観ることができた作品でした。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By KEN
楽しませていただきました。

ドッペルゲンガーという現象ではなく、
「人間」を描いた作品だと思っています。

夢見る青少年向けではないかもしれません。
どちらかといえば、それなりに世の中現実を見てきた人向けかな。

立ち止まって、自分の挫折も栄光も、
どこか客観的に振り返って、クスッと笑えるような人、
お勧めしたいですね。

後半部分がまさに楽しいです。
大衆向けではないかもしれませんが、
好きな人にとっては秀作だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
奇妙な安定感 2011/8/27
前半はホラー、後半はアクション、と、黒沢清が持てる力をのびのびと発揮した作品だと思う。ナンセンスコメディのような演出で、ケッサク、とここはカタカナで書きたい。
この映画の主役は役所広司演じる技術者だが、ほぼ同じ資格で永作博美演じるヒロインも主役なのだと思った。二役の不自然さを特殊撮影の「自然さ」をできるだけ避けて分割画面というもっと大きな不自然さで描くところとか、後半部分のオフ・ビートな追いかけっことか、画面に動きが多くて飽きないし、少し引いたシーンでいきなり起こるあっけない暴力も迫力がある。

死を媒介にして早崎(役所)の性格がまったく変わってしまうのだが、「仲間」とか「パートナー」とか「信じる」ことにやたらこだわるユースケ・サンタマリア演じる若者との諍いを、ラスト前に早崎がやすやすと越えてしまうのが信じがたく感動的。柄本明が死ぬシーンは前の黒沢映画でも観たような気がするが、やっぱり笑った。とってつけたようなラスト・シーンも丁寧に描かれていて、こういうふうに終わるしかない、と納得させられるものだった。どうも巧く面白さを言い表せないのだが、映画としてとても奇妙なのに、非常に安定した印象を受けたのだった。
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何をしたいの?
まず序盤に分割画面で役所さんの二役を映す時点で興ざめ。あえてやったとしても狙った効果は出ていない。... 続きを読む
投稿日: 4日前 投稿者: chawanmushi
シームレスな画面に2人の役所を置いた違和感のないドッペルゲンガー
役所広司演じるサイエンス企業の研究者が自身のドッペルゲンガーに振り回される。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: kenken
分身が大増殖?
オリジナル脚本の良さが発揮された映画だ。無意識に抑圧していた暗い感情や負の欲望を表に出した分身=ドッペルゲンガーがある日早崎(役所広司)の前に現れ、早崎は「自己と... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ともぱぱ
まるでバッグス・バニー!!
2012年になって遅ればせながら黒沢清監督のドッペルゲンガーを観た。昔からズバ抜けたユーモアセンスの持ち主として注目してた黒沢清監督なのですが…ドッペルゲンガーな... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: とろりん
黒澤清と言えば、という仕上がりです。
... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: きゅうきゅう
色々な意味で黒沢監督らしい作品
内容的にはタイトルズバリの映画だけど、単にドッペルゲンガーが死を予兆するというような、安っぽいホラー的な展開ではなく、その人間の内面に密かに息づく二面性が具現化し... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: FSS
傑作! 本当の、深い意味での《ホラー》 それは当然《笑い》と同じもので、だから《希望》が生ずる うまい!
傑作!

黒沢さんはどうしてこんなにスゴイんだろう…あこがれる…... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: amayama
引き裂かれた自己の融解
... 続きを読む
投稿日: 2008/12/17 投稿者: Van Damme
ユースケのはまり役
人を殴るときの効果音とか、車が出てくるシーン全般とか、
北野武のようだなあと思いながら見てました。
といっても後半だけですけど。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/15 投稿者: ninjaninja
一級ホラーとナンセンスコメディーの融合(ネタばれあり)
黒沢さんの作品は大方ホラーなので 今回も「ドッペルゲンガー」だからいつものような映画だろうなと見たらちょっと違う映画でしたね... 続きを読む
投稿日: 2008/1/7 投稿者: ピカソ3D
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