Windowsに標準で付いてくるペイントを使用し、CGの入門としてドット絵が適切という考えのもとで、できるだけドット絵を書くことを楽しめるような工夫がなされている。前半ではドット絵に共通の書き方を解説している。1つの作品を題材に、下絵の準備から色の選択の仕方、立体の表現手法を解説し、さらにアニメーションを作る場合のドット絵の書き方を説明し、さらにはデフォルメやレイアウト、中間色の使用、立体感の表現やカラーパレットの制限といった応用も紹介されている。
後半部分では人物や動物、楽器、日用品ほか、さまざまなジャンルのドット絵の書き方を紹介しており、多数のサンプルが収録されているのが魅力である。前半部分で詳解している各サンプルの書き方自体についてはおおまかにしか解説していない。しかし、使用しているパレットを明示するなど、書き方のみに集中して作業できるように構成している点が優れている。
必要なデータはダウンロードも可能なので、作業の短縮もできるはずだ。趣味でアイコンやキャラクタを作る人はきっと本書のサンプルを見ているだけでも楽しくなるだろう。(斎藤牧人)
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