まず、デカイ。
届いてそのサイズに驚きました、重みもかなりあります。(ネットで買って良かったと思います)
この手の本は既に何冊か持っているので、時間があるときにゆっくり読もうかなぁ・・・とパラパラめくっていたら予想のほか、面白く一気に読んでしまいました。
メインとなっているのはボディーランゲージの解説です。
いままでカーミングシグナルを取り扱った本は何冊かありましたが、ボディーランゲージを主に扱った本はムック本が多く(ドッグトレーナーの鳴海治さんなどが出していました)すぐに市場からなくなってしまっており、また読者層を考えるとしょうがないのかもしれませんが、もう少し踏み込んだ内容のものが読みたかったので個人的にこの本は「ようやく出てくれたか!」という気持ちです。
写真はすべてカラー、種類も豊富で解説も丁寧。
(あくまでしつけの方法ではなく犬の感情の見方の参考書です。)
分かりやすい耳や背中の毛、尻尾だけではなく目の動き、口の角度、体の重心までをポイントとしており、もっと犬をじっくり観察しなければ・・・と改めて観察眼を磨きたい気持ちになります。攻撃的な犬、老犬と子犬、犬と人、犬の心の中の葛藤の写真なども興味深いものがありました。「犬にならって犬の言葉を学ぶ(ジャン・フェネル)」と「カーミング シグナル(テゥーリッド・ルーガス)」をミックスしたような、犬への理解が深まる本です。
実際に本物の犬を前に講義した方がずっと早く、分かりやすい作業ですが、なかなかそういう犬専門家に出会えない方や地方に住んでいてセミナーやワークショップに参加できない方にとっては貴重な本となるでしょう。
「買う前はちょっと高いかなぁ〜」と躊躇しましたが、そんなに高い買いものだったとは思いません。
ドッグトレーナーじゃなくても、犬の気持ちを今よりもっと汲み取りたい方にはピッタリの本だと思います。