これまでの単語集の問題点は、知っておけばよい単語と、実際に活用する発信型の単語を特に区別することなく羅列していた点にある。
速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.3―単語900+熟語100のような極めて質の良い英単語集ですら、dredging(浚渫)、hydrologist(水文学者)、livestock(家畜)、pact(協定)、fort(要塞)のような実際に発することのない知識レベルの単語が混じっている。
英語学習は、TOEICで高得点を取るのと実際にビジネスなどの現場で英語を道具として使いこなすのとでは、自ずと方法論・アプローチが違ってくる。TOEICで860点以上に一度でも到達したならば、迷わず実践的な英語学習に切り替えると良い。この著作は、完全に実践向きである。明日からでもビジネスの現場で使える単語や表現が濃縮して掲載されている。
一つ残念な点は、オーディオ版がhttps://order.dr-vance.com/audio.aspxから1090円で購入できるが、これは最初から付属としてつけてほしかった。
参考になった箇所
→成功するビジネスリーダーの重要な英単語能力
イメージのある単語を選んで自分の考えを表現する
描かれた絵のように鮮やかなイメージを示して、読者の興味を強く喚起する
→能動学習
英語コミュニケーションを劇的に、そして永久的に変えるためには、学んだことを実際に応用しなければならない
使い慣れてしまった中学校レベルの単語を洗練された単語に取り替える
→Aim
Tryという単語は使われすぎていて、自分のやる気が伝わらない場合がある
Aimには、目標を選んで、それを実現するために手はずを整えるというイメージ
→Vew
In my opinionをin my viewに置き換える
ある問題を評価するにあたって、異なる位置からのさまざまな見方の重要性を十分心得ているという印象
→最終目標
TOEICの高得点を最終目標とせず、実際の英語コミュニケーション力の向上を目指してください
実用化できるレベルまで単語を活性化する
→ボキャブラリーと職業や金銭的な成功には深い関係
上手に英語を書き、話せることは、学歴よりも多くの可能性を開く。その一方で、英語が下手だと、失うとは想像もしていなかった可能性までダメにする