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ドクター・ショッピング―なぜ次々と医者を変えるのか (新潮新書)
 
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ドクター・ショッピング―なぜ次々と医者を変えるのか (新潮新書) [新書]

小野 繁
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「頭が重い」「胃が痛む」「激しい動悸がする」など、はっきりした身体症状があるのに、病院で診察を受けると、検査の結果は「異常なし」。そんなはずはない、と患者は、別の医師、別の病院へと足を向ける。幾つもの診療科や病院を次々と渡り歩く行為、ドクター・ショッピングの始まりである。医療の高度化、細分化がもたらしたこの悪循環を断ち切るのは心身医学的医療、全人的医療をおいて他にはない、と本書は力説する。

内容(「MARC」データベースより)

原因不明の症状を抱えて、何か所もの病院、何人もの医師を訪ね歩いている患者たち。医療の高度化、細分化がもたらしたこの悪循環を断ち切るのは心身医学的医療、全人的医療をおいて他にはないと説く。

登録情報

  • 新書: 187ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/09)
  • ISBN-10: 4166604597
  • ISBN-13: 978-4166604593
  • ASIN: 4106101343
  • 発売日: 2005/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 575,926位 (本のベストセラーを見る)
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By ポチR トップ50レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
この内容。とても実感を伴って理解できた。自分もいわゆる不定愁訴に悩まされている一人だからだ。実際に症状は起きていて、循環器内科、耳鼻科の検査でも症状は検出される。しかし・・・・・・原因はわからないのだ。

原因を探るため、自分もいろいろな科をめぐった。まさにドクター・ショッピングだ。身内に甲状腺疾患の人間が多いため、それを疑って血液検査をしたが異常なし。その他の血液検査も異常なし。心エコー、心臓のレントゲン、運動負荷検査でも異常なし。耳のレントゲンや脳のCTを撮っても異常なし。ただしめまいの検査をすれば確かに起きているし、ホルターでは不整脈がばんばん出る。患者も困るし、医師も困る。ただ、自分にとって良かったのは、検査で「異常なし」ということは、あとはいわゆる「自律神経失調症」を疑えばいいだけだ、と自身で気楽になれたことだった。そして、どの科の医師も、親身に、誠実に対応してくださったことがありがたかった(もちろん、適度な距離を保った上で)。

この本の「呑気と噛みしめがもたらす症状」は気になる。自分は気がつくと歯を食いしばっているときもある。もしかしたらそれも原因なのかも知れない。それとも結果としての噛みしめかもしれない。「守りの医療」「支えの医療」もよく理解できた。今の自分がまさにそれだからだ。「よりよい状態にして病気といかに向き合うかに重点がおかれる」。すごく理解できる。「これさえなければ病」になる人。これも自分に当てはまる気がした。

もっと気楽に。うまく付き合うこと。それを教えられ、勇気づけられる1冊だった。
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形式:新書
 医師は患者の症状にはある種の距離をおかなくてはならない。たとえ、自分自身が、診るべき患者と同じ症状で悩んでいても。それは、患者と同じ立場に立っていては、客観的な診療が出来ない場合があるからである。自分の家族や身内、ごく親しい友人を診ることを避ける医師が多いのは、そういう理由があるからだ。だから、心理的な距離をおきたがる医師を不愉快に思う患者がいることは、医師の側からすれば実に残念なことなのだ。

 勿論、適切な距離感とは、決して患者の心理や尊厳を傷つけるものであってはならない。人間として、社会人として、患者と医師は互いに敬意を払い礼を尽くした方がよい。だが、たいていの患者は、ほかの患者のありようを知らないために、自分が「患者代表である」と思っている。自分以外の患者が、モンスターペイシェントとして医療者に威嚇を与えている可能性に気付いていないのだ。

 一回でも、モンスターペイシェントに出会った医師は、教訓として心理的ガードを高くする。些細な表現や言い回しで思わぬ言質をとられないように、たとえ患者に理解できなくても専門用語を用いるなどして医学的・科学的に正しい表現を選ぶ。また、たとえ患者本人とは信頼関係を構築できたとしても、その家族にモンスターがいる場合もある。つまり、医療者側も、その患者やその家族等をどれほど信頼できるかを推し量っているのだ。信頼出来ると確信を得るまでは、医師も細心の注意を払って患者との距離感を保とうとする。他のあらゆる人間関係と同様に。

 医師も人間、患者も人間である。こうした当たり前の前提から推察される当事者同士の心理の綾に気付けない医師も患者も多い。
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心得 2005/12/16
形式:新書
日本ではじめて「頭頚部診療科」を設立した著者による、ドクターショッピングはどうして起こるのか??を考えるための本です。

患者が病院を渡り歩くハメになる原因を、例を挙げながら分析しています。

医師・歯科医師のダブルライセンスをもった著者による本で、視野が広い。専門化する現代医療の流れの中で、広い視野を持つことの大切さを痛感させられます。

「病気を探すだけが医師ではない。「正常」を探す姿勢も必要で、ときにそれが患者を救うことにつながる‥」という言葉にはハっとさせられました。
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