日本の汚職とか政治と金の話が出るたびに
「アメリカでは〜」といういんちきくさい識者のコメントが出る。
アメリカの英文メディアを見れば、そんなきれいごとでないことはわかるのだが。
本書は、そうしたアメリカの政治の現実、ロビイストの姿が垣間見れて、興味深い。
決して思い込みではなく、
著者の見聞する範囲を淡々と記した記者らしい記述には好感。
前著も読んだが、かなり優秀な記者と推察する。
ただ、著者もわかって省略したと思うのだが、それを監視するメディア、
また市民社会の監視というのも、アメリカには応分にあるように思う。
また日本人記者だから、そうした草の根の声もたどれなかったのだろうか。
アメリカ政治の、裏ではなく、実際の良質の部分も伝えてほしかった