アマゾンや他のところでは割と厳しい評価が見受けられる本作だが、自分は面白く一気に読めた。
花輪さんの「刑務所の中」はこの分野のパイオニアだ。
こちらも非常に面白いのだが、時代が比較的古いのと、収容されていたのが長期受刑者の施設ではない。
その点本作は現役の方が書いているので最近の状況を知ることができるし、長期受刑者の様子を知ることができる(新法が施行されてかなり状況が変わったようだ。刑務所っぽくなくなったらしい)。
食べ物に関する記述は花輪氏の作品と同様。特に甘い物に執着するところは印象深い。
個人的には運動(筋トレ)をどのようにやっているのかと、読書に関する文章があったので嬉しかった。
インターネットに接続できず、読む本も限られる塀の中での読書にはとても興味があるので、塀の中の読書論みたいなものを出してもらえれば多分買うと思う(アマゾンへのレビューの投稿をお願いするのは無理だろうか)。