本書を読む上での基礎データを提示しておく。
平成22年度の検事任官者数は、男性48名、女性22名。
司法試験が2000人強の合格者がいる中でその比率は大変少ないと思う。
私は、検事個人個人は、本来独立性が担保されるべきだと思うが
検察も組織である以上、その組織の論理に強く縛られるのだという事が
本書を読むとよくわかる。
花形の特捜検事以外にも、そうはならずに一生地方の地検検事として
過ごす人もいるわけで、検事同士に上下関係が生まれてしまうのは
よろしくないことだと思う。
元検事のヤメ検弁護士が検察と通じていることも問題である。
との認識を本書を読んで感じたのである。