登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ドキュメントと人間性,
By
レビュー対象商品: ドキュメンタリー作家の仕事―リアリティを探せ! (単行本)
とにかく面白い。ドキュメント制作の基本(哲学とも言える)姿勢を、豊富な事例に添って分かりやすい言葉で表現している。冷静ではあるが自分を包み隠さない怒りや悲しみ悦びー人間性をもあらわしている。ドキュメンタリー制作のノウハウ本は、無いかかなり少ない。プロはこの本からその心構えや姿勢を学ぶことが出来、私のような素人は完成までの過程を十分楽しめる。ドラマとドキュメント両方の制作経験者である著者だからこそ、「人間を描きたい」としてきた姿勢だからこそ読み応えがあるのかも知れない。本来映像を語る場合は映像をもってするのが当然だが、数多くのエピソードを臨場感を持って書き記していることで、十分カバーしている。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
実践に即した手引書、テキストにも好適,
By 琴川渉 (東京八王子) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ドキュメンタリー作家の仕事―リアリティを探せ! (単行本)
1)横田氏のこの本の最大の勘どころは「リアリティ構成法」である。これは横田氏が、豊富な経験から編み出したドキュメンタリー番組の制作方法である。彼は、BBC(英国放送協会)が多用する「まず、リサーチをして、完全なシナリオを作り、それに映像を貼り付けてゆく」という方法に対して、「これでは面白い番組はできない」と考えた。そこで横田氏は、まず、対象の人物について、長短さまざまな映像シークエンスを撮影し、その映像シークエンスがどのくらい視聴者の興味を惹きつけるか、その重みを斟酌して配列する。そのとき時間軸に沿って徐々に興味を盛り上げ、時にはいったん、沈静させておいて、華々しいシークエンスに導き、視聴者を堪能させるのである。こうして「ドラマ以上にドラマチックなドキュメンタリーを開発した結果は、かずかずの国際、国内コンクールの受賞作となって開花した。2)ドキュメンタリーにしばしば「やらせ」がつきものという俗説に対して、横田は「素人に演技をさせても無駄」とドラマ監督の経験から喝破する。その代わり、横田は思いいれや、ドキュメンタリーで取り上げる主人公の日常の情報を集め、かつ観察し、さりげない動作や周辺の情景から、主人公の心情や性格を描き出す。これが成功したとき、その映像を、横田は「黄金カット」と呼ぶ。 3)実際の制作経験から編み出された「戦訓」が59本のエピソードで紹介されている。このエピソードだけでも、一般読者に良質の「人のありよう」を伝えよう。教育現場で映像論を語る教員にとっては、得がたい血の通った理論書でもある。(琴川渉)
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|