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ドゥイノの悲歌 (岩波文庫)
 
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ドゥイノの悲歌 (岩波文庫) [文庫]

リルケ , 手塚 富雄
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『オルフォイスによせるソネット』と並ぶリルケ(1875-1926)畢生の大作。〈ああ、いかにわたしが叫んだとて、いかなる天使が/はるかの高みからそれを聞こうぞ?〉と書き始められたこの悲歌は、全10篇の完成に実に10年もの歳月を要した。様々な要素をはらんだ複雑な作品の理解を深めるための詳細な註解を付す。

内容(「BOOK」データベースより)

『ドゥイノの悲歌』は、『オルフォイスに寄せるソネット』と並ぶリルケ(1875‐1926)畢生の大作である。「ああ、いかにわたしが叫んだとて、いかなる天使がはるかの高みからそれを聞こうぞ?」と書き始められた調べの高いこの悲歌は、全10篇の完成に実に10年もの歳月を要した。作品の理解を深めるための詳細な註解を付す。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (2010/1/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4003243234
  • ISBN-13: 978-4003243237
  • 発売日: 2010/1/16
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
リルケの著作の中では「マルテ」よりも後世に与えた影響は大きい。ハイデガーやアガンベンをはじめ、いろいろなところで引用される。十の悲歌よりなるが、詩歌の中でも思弁的な要素が強いせいか読みやすい。無常の存在である人間として生まれた詩人は何によって生きていくかということを問い、詩人はさまざまな委託に答えて言葉を発していかなければならないという強い宣言みたいな詩の数々。人は何を認識できるか、人の世界はどのように開かれているか、人の愛はどこに向かうべきか、そういったものに対するリルケの考え方が展開されており、良い意味で哲学的である。たとえば第八悲歌などは動物の世界と人間の世界の違いについて思いをめぐらしており、この問題意識はアガンベンの「開かれ」に通じる。とにかくいろいろな問題群をはらんでおり、それでいて読みやすい。手塚富雄の訳はもちろんのこと、注釈も絶品だと思う。詩歌の解説でこれ以上隅から隅まで読んだものは他にない。
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不安と力強さ 2006/11/19
By 大絶画 トップ500レビュアー
形式:文庫
 『マルテの手記』とならぶリルケの主著。

 人生に対する不安を歌いながらも、どこか力強さを感じさせる。

 なお本作はアトリエHBより新装版が出ている。そちらにはドイツ語の原詩がついているのだが文庫版の詳細な訳注・解説が削られている。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
まず本そのものが美しいので、見た瞬間嬉しくなってしまいました。活字が大きくて読みやすいとは言え、内容は決して簡単なものではありません。人間の存在のあり方を求め続けたリルケの、苦しんだ過程と、その結果たどり着いた世界を歌い上げているのですから。でも「人間はどうして生きるのか」と悩んだ人ならば、全部とは言いませんが、彼の考えに共感出来ると思います。ドイツ語を学んでいる私には、原文が付いているのも嬉しいです。詩って、意味は訳でもわかりますが、原詩が持っている音感やリズムはなかなか伝わらないんですよね。と言っても私の音感は怪しいので、具体的な表現は出来ないのですが・・。
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