まず、初級文法を総ざらえしつつ、中級レベルに入ります。使用されている単語も特に難解ではなく、初級を一通り終了していれば、中級とはどの辺りに留意し、どの様に展開するか、という感覚を掴むのに優れた問題集だと思います。文法事項も簡潔ながら重要なポイントはきちんと押さえてあり、解説も丁寧です。最後に長めの独作文も有り(分かり易いヒント付)。また巻末に、各stepの終わりにある問題の回答が纏められています。ただ、非常に良くまとまっているので、本自体はやや薄く、これで中級レベルは本当に大丈夫?という感じがあるかもしれません。後は、原書やネイティブの会話、リスニングに当たる等、実践で鍛えながら、上級を目指すのも手だと思います。あるいは独習者で、もっと問題の数をこなしたい、もう少し幅を広げられないか、という方は、他の解説本を併用するのも良いと思います。