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ドイツ料理万歳! (平凡社新書)
 
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ドイツ料理万歳! (平凡社新書) [新書]

川口マーン 惠美
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ドイツといえば、ビールやソーセージと思われがち。だけど、それだけじゃない!豚のすね肉をぐつぐつ茹でたアイスバイン、ビールのつまみにぴったりのブレッツェル、日本ではあまりお目にかかれない川魚料理、歯ごたえ絶妙の白アスパラ…。そう、ドイツはこんなに美味しい!シュトゥットガルト在住25年の作家が描く愉快な16話。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

川口マーン 惠美
日本大学芸術学部卒業。ドイツ・シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。シュトゥットガルト在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 207ページ
  • 出版社: 平凡社 (2009/07)
  • ISBN-10: 4582854753
  • ISBN-13: 978-4582854756
  • 発売日: 2009/07
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
「ドイツの美味しい食べ物、そして、食べ物にまつわる愉快な話を紹介するというのが、
私の魂胆であり、本書の趣旨である。……25年のドイツ生活で、いろいろなお料理に
巡り合った。これから、それらのいくつかを紹介していきたいと思う。それと同時に、
ドイツ人の性格や、ドイツの美しい四季、そして、ドイツの何気ない日常生活の様子も
垣間見てもらうことができるなら、私にとってこれほど幸せなことはない」。

 基本的には筆者の半径3メートルの食生活系エッセイ。良くも悪くもブログ的な、
プロフェッショナル、食通気取りのないテキスト。
 その素人臭さを言い訳にした自己主張が鬱陶しくなる瞬間もあるのだが、基本的には
頭を使わされる強迫性もまるでなく、さくさくとストレスフリーで読めるテキスト。
表題とは裏腹に、冒頭から適宜、ドイツ料理や文化へのdisりが入っていたりもして、
そのあたりのバランスが読みやすさに寄与しているのかもしれない。
 本書の長所と言えば、地に足のついた筆者の感覚だろうか。その日常性ゆえだろう、
読後感として、ドイツ料理店に出かけてみたい、というよりは、本国を訪れてみたい、
自分のキッチンで調理してみたい、といった気持ちにさせられる一冊。
 個人的には、マウルタッシェとレバークネーデルズッペだけでドイツ料理最高、
少なくともイタリアンよかうまいな、って感じですが。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nacamici トップ1000レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
ドイツに旅行した、と言うと、「食べ物どうだった?」と二言目にはきかれる。景色はきれいだけれど食べ物はイマイチじゃない?というニュアンスだ。そういう「文化一流料理二流」のイメージを払しょくするのがこの本の目指すところなのだろう。さまざまな食材、料理とともに、作り方、供され方、食べ方が紹介される。いつだったかハンブルクにいったとき、市庁舎のまえでワイン祭りをやっていたのに遭遇したが、これは毎年シュトゥットガルトのワイン村が出張してきているのだということをこの本ではじめて知った。また、ハンブルガーに「名物料理は?」ときいてかえってきた「ラプスカウス」をいう不思議なひびきのお料理についても詳しく書かれており、なぜ地元の人たちが「名物だけど食べなくていいから」と奇妙な一言を添えるのかもわかった。ドイツ人の家庭でごちそうになったお料理で、ラビオリかな?と思ったものがじつはマウルタッシェというれっきとしたドイツ料理だったことも判明。料理は食べるだけではわからないものだ。

面白いのは視点が「食べる人」と「つくる人」のあいだを行ったり来たりすることだ。美食家がひたすら食べて情緒的に蘊蓄をたれる本でもなく、料理家がもったいぶって面倒なレシピを紹介している本でもない。健啖家の著者が各地で食べたり飲んだりしたものを紹介し、妻・母としての著者がときどきつくるドイツ家庭料理のつくりかたをさりげなく披露する。ドイツ各地の食文化を堪能する著者のお伴になった気分で楽しめる一冊。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
白アスパラ、チーズ、白ソーセージ。著者が絶賛するドイツ食材はどれも日持ちがしないので、日本ではなかなか味わえない。ソーセージ、ジャガイモ、ビール…ごてっとしたという日本人のドイツ料理に対する固定観念がぬぐえないのも、こうした本当においしいドイツ食材を知らないからかも知れない。また、本書で随所に出てくる「明るい太陽の下、緑に囲まれ楽しむ」という飲食の環境という、ドイツ料理の醍醐味も味わえない。グローバルになったとはいえ、本書を読んでいると、食文化の世界はまだまだ広いなと思う。

本書が語るドイツ人は、保守的で飽きずに毎日同じものを、生きるために食べ続ける人たちだが、南の人は食べない魚を北の人は食べ、北の人は食べないプレッツェルを南の人は食べ…と地方色は豊かだ。日本人の受け付けなさそうな、獣肉をぶつ切りだのごちゃ混ぜにしたような料理から、野菜や果物の活用まで、本書では、旧西独を中心に各地の郷土料理を紹介している。

どれも本格的な椅子に座って食べるような正統派ドイツ料理だったので、個人的には「駅や町中のスタンドの食事もおいしいんだけどなあ」とも思ったが、そもそもドイツ料理への理解が浅い日本では、「まず正統派から」なのかも知れない。
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